苦手だったキムチ
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先日、イオのメンバーで飲み会に行ったときに「嫌いな食べ物は何か」という話で盛り上がった。
その時、初めてイオメンバーの嫌いな食べものを聞いたのだが、みんな意外なものが嫌いでその理由もそれぞれエピソードがあって面白かった。
(ちなみに(K)さんは嫌いな食べものは一切ないそうだ。私も見習うべき。)
私の嫌いな食べもの。それは「きゅうり」だ。理由は一言で“美味しくない”のと、きゅうり独特の“青臭いにおい”。
千切りにしてあったり、薄く輪切りにされているものであればなんとか食べられるが、なるべく口にしないよう意識的に避けている。
きゅうりは高確率でサラダに入っている。彩りをよくするためだとわかっていても、あの味がどうしても受け付けない。
しかし例外もある。きゅうりのキューちゃんなどの加工されたもの、きゅうり本来の味がしなければ食べられるのだ。
それともうひとつ、きゅうりを見て美味しそうと思う瞬間がある。
「となりのトトロ」の“さつき”と“めい”が、おばあちゃんが作った野菜を井戸水で洗って食べるシーンだ。
美味しそうにきゅうりをパキッとかじって食べるシーンが何回見ても美味しそうなのだ。(さすがアニメの効果…)
きゅうりの話はこのくらいにして…。もうひとつ、食べもので苦手だったのが「キムチ」。
以前、「I LOVE 焼肉!」というタイトルの記事でもこのことを書いたが、キムチを本格的に食べ始めたのは大学生の頃。
きっかけは知り合いが働いていた焼肉店へ遊びに行き、そこにサービスとして出されたキムチとオイキムチ。
なんと私が苦手だった食べものをピンポイントで出されたのだ。
しかし、いくら苦手だからと言って折角出してもらったものを食べないわけにもいかないし、失礼だ。
そう思った私は勇気を振り絞ってキムチを口にした。そして、なぜいままでキムチを食べてこなかったのだろうかと自分を疑った。
「あれ? キムチ、美味しいじゃないか!」
それまではキムチ炒飯やキムチポックムなどの料理は食べられた。
食卓にはいつもキムチや朝鮮の漬物が並んでいたが、私はアウトオブ眼中(死語)だった。
…う~ん、ただの食わず嫌いだったようだ。
それにしても、自分の国の代表的な料理を食べられなかったとは、自分ながら恥ずかしいし寂しい話だ…。
いまでは、美味しくキムチをいただいている。
特に亡くなったハンメが漬けてくれたキムチは格別だった。目の前でたらいいっぱいに入った白菜を慣れた手つきで漬けていたハンメを夢中で見ていた。
ハンメはみりんを入れすぎたと言っていたが、キムチ初心者の私にとっては十分だった。
後は、オモニが漬けたオリジナルのキムチ(野菜はなんだったか忘れた)。黙々と食べる私を見て、嬉しそうなオモニの表情が印象的だった。(麗)
キムチ大好き^^
キムチ、うまいですよね。幼稚園の頃から、毎日のように食べてきました。おかげで、身体が丈夫になりました。僕は、白菜キムチが一番好きです。そういえば、韓国の子どもたちにキムチ嫌いが増えてるそうです。時代と共に、食事が西洋化され、伝統的な料理が廃れていく(?)のは、韓国でも同じようですが、やっぱり寂しいですね。僕も、日本人の一人として、伝統を大切にしたいです。
Unknown
ポチョンボ電子楽団大好き様
いつもコメントありがとうございます。
私も白菜キムチ大好きです。実家に帰ると朝鮮のおかずがずらっと並ぶので、いつもお腹いっぱい食べています。
単純に「美味しいから食べる」のも勿論いいと思いますが、朝鮮料理のひとつひとつの意味や歴史も同時に知ると、更に朝鮮料理が美味しく、楽しく食べられると思います。