久しぶりだった朝鮮代表団の長期日本滞在
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昨日の(麗)さんも書いていましたが、私も8月31日に行われたU-20女子W杯の朝鮮対アメリカの試合を見に行きました。今回の大会、朝鮮は4試合戦い3勝1敗。唯一見に行った試合が唯一負けた試合で、完全な「負け組」でした。
実は、日本で行われたサッカーの試合で朝鮮が勝ったのを生で見たのは、中学時代(1973年)、平壌軽工業高校サッカー代表団が来日し5戦5勝の成績をおさめたときまでさかのぼらなければなりません。
今回、朝鮮チームは8月16日に来日し9月1日に日本を立ちました。17日間滞在したわけですが、これだけ長く朝鮮のスポーツ選手たちが日本に滞在するのは実に久しぶりのことです。
朝鮮新報の記事「〈U-20女子W杯〉 17日間滞在、選手と同胞をつないだ「肉親の情」」(http://chosonsinbo.com/jp/2012/09/0904ton/)は、「朝鮮のスポーツ選手団が近畿地方に来たのは、1985年夏の兵庫県神戸市で行われた第13回ユニバーシアード大会以来だった」と書き、この間の朝鮮チームと在日同胞たち、日本人との交流の様子を伝えています。
在日同胞が朝鮮へ気軽に行けなかった70年代まで、朝鮮からやってきた芸術団やスポーツ団は「祖国」そのものでした。マンスデ芸術団、平壌軽工業高校サッカー代表団、4.25サッカー団、平壌学生少年芸術団などが来日した際、日本全国の同胞たちは熱烈に歓迎し祖国の人々の歌や踊り、競技する姿に涙しました。
80年代以降も多くの代表団が朝鮮から来日し、在日同胞は代表団から祖国の息吹を感じ、朝鮮の人たちも異国の地で組織を作り民族教育を行っている同胞たちの姿に力を得ていました。また、日本で直接交流することは朝・日の友好親善を発展させるのに大きく貢献しました。
長らく朝鮮の代表団が日本に来ていないことは、今の朝・日関係の状況をよくあらわしています。日本は朝鮮に対する意味のない「制裁」を続け、朝鮮からの人の往来を禁じています。今回、朝鮮のチームが来日したのは、FIFA主催の大会だったからで、朝鮮チームの来日を拒否すると日本がFIFAから制裁を受けるから、日本が進んで招待したのではありません。
今回の朝鮮チームの日本での17日間は、朝鮮と日本の両国にとって、プラスにこそなれマイナスになることは何一つありませんでした。日本は本当に意味のない朝鮮に対する「制裁」を早く止めてもらいたい。朝鮮と日本の政府交渉が再開しましたが、昔のように多くの朝鮮の代表団が日本に来ることができる日が1日も早くくることを願っています。
次に、日本で朝鮮のサッカーチームの試合を見るのはいつになるでしょうか? しかし、私がスタジアムに行ってこれだけ負けが続くと、私は「疫病神」ではないのかと、見にいっていいものかどうか悩んでしまいます。(k)
Unknown
来日した彼女たち、可愛かった。純粋で、日本や韓国の女性のように化粧で飾らず、本当に清純な娘たちだと感じました。日本の制裁、本当に止めて欲しいです。何年もやってるのに、効果ありましたか?逆効果だと思います。小泉政権時代、日本側が融和な姿勢を見せたから、拉致被害者も帰ってきた。拉致問題、解決したいならば小泉政権時代の手法を踏襲すれば良い。俺も、早く国交回復したら朝鮮に手軽に安く行ける時代がくれば良いと思います。朝鮮の人たちと、歌や踊りを早く楽しみたいです。
ポチョンボ電子楽団大好き様へ
いつもコメント、ありがとうございます。ポチョンボ電子楽団も来日して公演しましたね。
国交が回復したら、する前にでもぜひ朝鮮をお訪ねください。