身体の病と心の病
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9月下旬になっても残暑が続いていますが、朝晩はだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなりました。「秋の訪れも近い!」―そう思う今日この頃です。
突然ですが、先日、腰を痛めて医者に診てもらいました。
思い出せば、平壌に滞在中だった7月中旬から腰(正確には、腰のもっと下のお尻の部分)に電気が走るような痛みを感じたのが始まり。当初は「寝違えたかな」、くらいにしか思わなかったのですが、時間が経っても痛みは完全に引かず。ただ、四六時中痛いというわけではなく、不定期に痛みが襲ってくるものだったので、あまり深刻に考えずにだましだましやり過ごしてきました。しかし先週末、腰を曲げられないほどの痛みが襲ってきたので「これはまずい」と思い、今週初めに病院へ。
診断結果は、「坐骨神経痛」。周囲の人々から「たぶん坐骨神経痛だよ」と言われていたので大して驚きはしませんでしたが、腰痛に苦しむという経験は人生でほぼ初めて(若かりしころ一度「ぎっくり腰」になったことがあるくらい)なのでショックであることは確かです。腰痛の原因に思い当たる節はあるのですが、恥ずかしいのでここでは書きません。
医者のアドバイスは、普段の生活で睡眠をしっかり取って、バランスの取れた食生活を心がけ、正しい姿勢を保つこと、ストレスをためないこと。ただ、わかっていてもなかなか実行することができないのがつらいところ。自分の意志の弱さをうらめしく思います。
「イオ」編集部では私以外にも身体に痛みを訴える男性編集部員が続出し、「ポンコツ化」が進んでいます(冗談です、すみません)。
歳を取るにつれて腰をはじめ身体のいろいろな部分が痛みはじめるのは、ある意味仕方ないことなのでしょう。
しかし、運悪くカメラをかついで動き回るような仕事の日に痛みが襲ってきたら目も当てられません。先週末以来、激しい痛みがないのが幸い。腰痛は慢性化しがちなので、そうならないよう身体のケアはしっかりしたいと思います。
そして、「イオ」来月号では「心の病」に関する問題を特集します。現代社会で大きな問題となっている心の病やトラブル。在日朝鮮人も例外ではありません。この問題を「イオ」ならではの視点で掘り下げます。乞うご期待。(相)