学校チャリティーイベント「ヤフェスタ2012」に参加して
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今月9月16日に地元のハッキョである長野朝鮮初中級学校で、
朝青(在日本朝鮮青年同盟)主催の学校チャリティーイベント「ヤフェスタ2012」が催されました。
「ヤフェスタ」は2002年8月、2006年9月に長野ハッキョで開催され、今回が3回目の開催です。
私は連休中に他の用事もあったため、取材ではなく個人として「ヤフェスタ2012」に参加しました。
当日は見事な快晴!
まさに夏の日差しが照りつけるような、真夏のような暑さでしたが、
その暑さをはねのけるように長野の同胞青年はじめ、同胞や日本の来賓の方々など
参加者全員の熱さも半端じゃなく、会場は始終大盛り上がりでした。
学生たちの公演に、東京から駆け付けたトンポ歌手たちの歌、朝青員たちの歌や踊りに、
女盟オモニと青商会の方々の歌、空手演技に
世界的パフォーマーである金昌幸さんのパフォーマンス、長野ハッキョ伝統のチャンダンノリ、
そして謎のレンジャー「ヤフェスタン」の登場(子どもたちが夢中で見てました笑)等など…。
(写真はすべて長野朝青提供です)
そして最後には大抽選会!
数多くの演目で私たち参加者をおおいに楽しませてくれました。
飲み物も飛ぶように売れたそうです。暑い中で飲む生ビールは最高でしょうね~。
他にもおいしい焼肉を七輪で囲みながら、焼きそば、フライドポテト、キムチなど、朝青員、そして女盟のオモニたちの売店も大盛況でした。
最後は子どもも大人も全員で民謡に合わせてオッケチュムを踊り皆で輪をつくりました。
みんな最高の笑顔でチャンゴの音に合わせ踊っていました。
実行委員である長野の朝青委員長の言葉を要約して少し紹介します。
「…今回は動員目標500人、利得金でハッキョにバスを贈呈するという趣旨のもと行われました。
この期間、実行委員や関係者は毎日のように集まっては夜遅くまで打ち合わせや練習を重ね、また、同胞のお宅に動員活動や食券販売に出向いたりと、準備をしてきました。
…何よりこの期間、物心両面で支えてくれた多くの同胞商工人の方、青商会の先輩方、同胞以上にアツい気持ちでウリハッキョの為に動いてくれる伊藤晃二会長を筆頭とする日朝長野県民会議の皆さん、いつも目立たない裏方で心強いサポートをしてくれる女盟の方たち、大変迷惑をかけたオモニ会のオモニたち、…ほかここで紹介しきれませんが、今回関わってくれたすべての方たちに心から感謝したいと思います。
感動した、若い世代がよくやったと言われ、本当にやってよかったと思いました。
が、反対に、反省すべき点も数え切れないほどあります。
今回のヤフェスタをきっかけにしっかり総括をして、これからの朝青活動に生かしていかなければいけないと思っています。
長々と書きましたが、これからも朝青長野は頑張りますので変わらぬ指導と援助をよろしくお願いします!!」朝青長野県本部委員長 洪高志
ブログを書くにあたり、過去の「ヤフェスタ」の記事を改めて見直してみました。
開催回数は多くはないけれど、朝青主催で大きなイベントをしてきたのは素晴らしいことだなと思うのです。
現在朝鮮学校の現状はいまだに厳しい状況にあります。
そんな中でも何か学校のためにできることはないかと皆全国各地で模索していると思います。
今回の長野ハッキョの「ヤフェスタ2012」は、厳しい現状でも若い世代が踏ん張って、それをひとつのカタチとして見せてくれたものだと感じました。
過去の記事も見ながら、同級生の言葉を読みながら、
経験がないからこそ大変で、それでも若いからこそできることはたくさんあるんだなと、
今回のヤフェスタに参加して思ったことです。
自分もがんばる同級生たちや後輩を見ながらおおいにパワーをもらった「ヤフェスタ2012」でした。(愛)