生涯勉強!
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先週の私のブログが、身近な人たちの間で少しだけ反響を呼びました。問題の部分は「私はその先生に感謝しています(ツンデレなので本人には言っていません)。」←ここです。後輩に「(理)先輩ってツンデレなんですか?」と聞かれた時は「あぁ~確かにそういう風にも受け取れるよね」と思ったのですが、同じ質問を2人目、3人目から受けてはじめて自分が言葉足らずだったことに気がつきました。自分で自分のことを、しかも不特定多数の人が見るブログでツンデレと言うなんてありえないことなのですが…言葉足らずの恐ろしさを実感しています。ちなみにツンデレなのは私ではなくその先生です。
さて話は変わって、昨日は同胞野遊会の取材に行ってきました。イオの取材ではないのですが、私の家から近かったのと開催場所のウリハッキョに先日も取材でたまたま訪問していたので行くことに。天気はあいにくの雨でしたが、多くの同胞が集まり賑わっていました。私が写真を撮ろうとまだ慣れないカメラを持ちながら会場内をうろちょろしていると、ある同胞が声をかけてくださいました。実はその方もご自身で冊子を作られていて、いうなればその道の「先輩」です。私の姿が頼りなく見えたのか、隣まで来て助言をいただきました。聞きながら、まずその方の「ものの見方」に感心。内容は短くまとめられそうにないので省きますが、私が気付けなかった部分を指摘していて、そういう視点に気付けるというのがとても羨ましく思いました。
また「文学部出身は文章がうまいから記事が面白くないんだよな」と言われ、文学歴史学部出身の私はうろたえつつもとりあえずメモ。「文章を綺麗にまとめちゃうからね。外国語学部とか、理工学部は頑張って取材する分面白い記事を書くよ」「李トンムが書いても朴トンムが書いても鄭トンムが書いてもおんなじ記事になるようではダメ。私が来たからこういう記事を書けるんだって言える記者にならなきゃ」…メモメモ。偶然、先週のブログでも「自分らしい記事を書きたい」という風に書きましたが、改めてその難しさを思い知らされました。同時に、文章の実力ももちろんあるに越したことはないけれど、その内容を引き出すための視点と行動力が大事だと感じました。
私は、勉強をするのは大学生までだと思っていたので学生時代はそれなりに勉強を頑張ってきた方です(認めない友達も多いかも…?)が、とんだ間違いでした。記事を書くために必要なことを調べたりするだけではなく、先に書いたように視点を広げるための社会勉強まで。学ぶことも多様ですし、情報を発信する立場にいるという点で怠けてはいられないな、と感じます。私の同僚は、自称「勉強好き」。最初は「そんな人がこの世にいるんだね…」と変わり者のように見ていましたが、最近少しずつ「勉強の楽しさ」がわかってきたような気がします。この調子で、日々精進。私も勉強好きになれるよう頑張ってみます。(理)