ジュネーブから戻ってきました
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2週間ぶりとなるエントリ。
さる4月28日から5月3日まで、朝鮮学校に子を通わせる母親たち(オモニ)の代表団に同行してスイス・ジュネーブを訪れた。
オモニ代表団のジュネーブ訪問は、国連社会権規約委員会第50回会議(4月29日~5月17日)の会期中に日本政府の同規約に関する第3回政府報告書の審査が行われるのに際して、日本政府による「高校無償化」制度からの朝鮮学校排除などの不当性を国連の場で訴えるのが目的だった。
自分は随行記者という位置づけだったのだが、なんにしろ、朝鮮半島と中国を除くと10年ぶりとなる本格的な海外出張の機会が与えられたことはうれしい限りだった。
同代表団の活動内容や、日本政府報告書審査のうち、代表団の活動目的と特に密接に関係する規約第13条(教育の権利)の部分の審査内容については、以下のリンク先の記事
http://chosonsinbo.com/jp/2013/04/0430sy/
http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0501sy-2/
http://chosonsinbo.com/jp/2013/05/0501sy/
などで基本的にカバーされている。
日本政府報告書審査などの一連の会議を取材した感想については、委員会の総括所見が発表された折にでも、あらためて本ブログで書きたいと思う。
5泊6日の滞在だったが、スケジュールはかなりタイトで、毎日がめまぐるしく過ぎていった。一息つけたのは帰日前日の5月2日のみ。この日はほぼ1日、観光をして過ごした。首都ベルンの旧市街(世界遺産)やローザンヌ、モントルーなどを回ってリフレッシュ(といっても、途中から大雨と嵐に見舞われ、当初の予定をすべて消化できずに終わったのだが)。
1983年に世界遺産登録されたベルンの旧市街は中世の雰囲気を今に伝える見事に保存された歴史的な町並みが印象的だった。
旧市街中心部のマルクト通りにある「時計塔」。旧市街を象徴する建造物で、1191年に造られたベルン最古の建物。この時計は400年も前から時を刻み続けているという。
国会議事堂
スイス銀行
海外出張から帰ってきて、短い連休が明けた後のここ数日間はいつにもまして原稿執筆に追われて、それ以外のことを考える余裕すらなかった。したがって今回は観光写真でお茶を濁すエントリになった(では、いつもは有意義な記事を書いているのかといえば、決してそうではないが…)
今日はイオ6月号の校了日。先月下旬から続いた慌しさもやっと一段落する。
Unknown
ご苦労様でした。いつも首を長くしてご報告を待っていました。Fbを通じても良く拝見させていただいて元気を頂いておりました。在日世界が凄く広がったような気持ちになりました。
Unknown
オンニョ様、コメントありがとうございます。期待に沿えるレベルの報道だったか心許ないですが、これからも一層頑張っていきたいと思います。