8月14日「日本軍『慰安婦』メモリアル・デー」を国連記念日に
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8月14日は、1991年に金学順ハルモニが日本軍「慰安婦」被害者として名乗り出られた日です。
被害女性らの沈黙を破り、日本政府の責任を問い始めるきっかけとなった8月14日を「日本軍『慰安婦』メモリアル・デー」とし、国連の公式記念日にしようという運動が韓国を中心に高まっています。第1回目となる日本軍「慰安婦」メモリアル・デーは折りしも水曜日。この日でソウル・日本大使館前でのデモは1087回目を数えます。
この日を前後し、韓国や日本各地をはじめ、世界各国で様々な連帯行動が企画されています。明日、東京ウィメンズプラザ・ホールで開かれる国際シンポジウムには、フィリピンから2名のサバイバーが来日され証言されます。また、14日の第1回日本軍「慰安婦」メモリアル・デーには、18時から新宿アルタ前でのアクションも予定されています。
さらに北南共同の動きも見られます。報道によると、朝鮮の「朝鮮日本軍性奴隷および強制連行被害者問題対策委員会(朝対委)」は今月29日、日本軍「慰安婦」問題に関する討論会の開催を「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」に提案したそうです。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2013/08/04/0200000000AJP20130804000900882.HTML
最近、韓国では、第二次世界大戦中にビルマとシンガポールの「慰安所」で働いた朝鮮人男性の日記が見つかり、「慰安所」従業員の日記の発見は日韓で初めてとのことで注目されています。日記には「慰安所」と日本軍との密接な関係を暴露する記述が多数あり、「慰安婦」否定論者を論破する上でも貴重な資料と言えます。
国内外で波紋を呼んだ橋下発言から3ヵ月。参院選で日本維新の会は大敗を喫したものの、依然として責任を追及せず悠々と公職に居座ることを許容する日本。尊厳回復のたたかいは続きます。(淑)
■国際シンポジウム 戦時性暴力被害者から変革の主体へ
歴史のねつ造は許さない!
日本軍「慰安婦」メモリアル・デーを国連記念日に!!
とき:2013年8月11日(日)
10:30 開 場
11:00~フィリンピンから日本軍「慰安婦」被害者証言
12:00~休憩
13:00~国際シンポジウム
16:30 閉 会
場所:東京ウィメンズプラザ・ホール(渋谷駅徒歩12分、表参道駅徒歩7分)
参加費:1000円
主催:日本軍「慰安婦」問題解決全国行動 8・14を国連記念日にしよう! キャンペーン
■第1回 日本軍「慰安婦」メモリアル・デー@東京
とき:2013年8月14日(水)18:00pm
場所:新宿東口 アルタ前