夏休みの宿題
広告
夏休みもあと3日!
ノホホーンと過ごしていたわが家でも、「あれやったの?」「これやったの?」と今になってソワソワしております。
ざっと見る限り、学校で出された宿題帳は、1学期の復習を兼ねたものになっていました。
しかし、なかには植物や昆虫を観察して日記を書く、というお題もあり、今さらあわてて「何の植物にしようか」と花屋をウロウロしたものの、植物をそのために買うのもつまらない気がして、「家の周りに生えた雑草にしようか」「ハチの下にすんでるダンゴムシなんてどう?」と方向性を決めました。
子どもにとって、宿題というのは、たぶん面倒くさいものなのでしょうね。
それは、子どもにとっては「おもしろい」ことが、すべてのことに勝るから当然かも知れません。早くからプランを立てて、取り組んでいた工作は、ワクワク感があったのでしょう。
夏休みの宿題といえば、日記。
ある日、コソっと開いた息子の日記帳を見ると、その日あったことをテキトーにおもしろみもない文章でつづっており、そのテキトーさに腹が立った私は、「もっとおもしろいこと、書けるんじゃない?」と口を出してしまいました。
その時はふてくされていたのですが、書き直した文章を読むと、ポケモンの映画を見に行ったときに横で爆睡していた父の様子だったり、人生初の骨折を通じた「教訓」など、普段の会話では聞けなかった言葉がつづられていました。
20代の頃、日本学校出身の先輩から、自身の朝鮮語のレベルアップのために毎日朝鮮語で日記を書いていた話を聞き、感心したことがあります。宿題の日記に留まらず、日々の思いをつづることが好きになれば、言葉が磨かれ、何かを表現することに面白みを感じるようになるのかなぁ、と淡い期待もよぎりました。
とにもかくにも、「宿題のための宿題」とはおさらばしたいものです。
さぁ、4日後には2学期がスタート! お弁当作りも始まります。(瑛)