写真で振り返る「ウリ民族フォーラム in 埼玉」
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昨日のエントリで(瑛)さんも書いていましたが、在日本朝鮮埼玉県青年商工会(以下、埼玉青商会)主催の「ウリ民族フォーラム2013 in 埼玉」がさる9月15日、さいたま市の大宮ソニックシティで行われました。
私も同僚の(淑)さんとともに現地で取材してきました。一日、会場を駆け回りながら窮屈な姿勢で写真を撮っていたので、翌日から数日間、臀部から大腿部にかけて猛烈な筋肉痛に襲われました。運動不足を痛感した次第です。
まずは、「ウリ民族フォーラム」って何? という方々のために、以下このイベントについての簡単な説明を。
「ウリ民族フォーラム」は青商会結成の翌年である1996年から始まり、今回で18回目を迎えました。毎年、各県の地方青商会が持ち回りで開催しています。青商会が中心となって民族教育や経済、その時々の情勢などの在日朝鮮人にとっての喫緊のテーマを議論したり、同胞社会の未来のビジョンやその実現のための具体的な取組みを映像や舞台での出し物を通じて提案するものです。近年は開催地の同胞コミュニティの活性化にも貢献しています。イベントの性格も、スタート当初の「青商会のための催し」から近年では地域コミュニティ全体を巻き込んだもの、単なる議論の場から実践を伴った具体的な提案の場へと変わっています。
今回はフォーラムのテーマは「創ろう! 我らの力で! 『同胞社会の万豊年』。開催史上最多となる3000人が訪れ、大盛況でした。
以下、当日の様子の一部(あくまで一部です)を写真を中心に紹介します。
第1部のシンポジウム「在日同胞の『危機』を乗り越える~民族教育権とは何か」。詳細は昨日の(瑛)さんのエントリ http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/48802612a241d89451b7bbf3bee2db02 を参照
続く第2部は「KYC埼玉学園」。地元の埼玉朝鮮初中級学校に対する支援の取り組みがスクリーンの映像と舞台でのクイズ形式で紹介されました。内容は、英語教室、朝・日友好サッカー大会、学校へのICT導入など(ICTとはInformation and Communication Technology、【情報通信技術】の略)
埼玉朝鮮初中級学校生徒たちのプレゼン
第3部の公演「同胞社会の万豊年」。埼玉県在住の同胞ら1000人が出演しました。合唱隊、楽団、朝鮮舞踊で構成された公演は迫力満点でした。披露された曲は朝鮮の有名な農楽曲「青山里に豊年が来た」
歴代のフォーラム開催地が刻まれたプレートが埼玉フォーラム実行委員会の金オクセ会長(埼玉県青商会会長)から次回開催地である長野県青商会の千英敏会長に受け継がれました。
おまけとして、当日の会場の様子や舞台裏も。
開場時間の前から入場ゲート前には長蛇の列が
リハーサル風景
お揃いのTシャツを着て運営にあたったスタッフたち
(相)