今年も始まりました
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イオ10月号はお手元に届きましたか?
毎号イオが出来上がったら、自分が担当した記事の取材相手や協力してくれた方に掲載誌を送っているのですが、発刊から数日経ってご本人からお礼のメールや電話などをいただくと、ほっと一安心します。
イオ編集部は現在、2014年度の企画会議を進めています(2014と打ち込んだだけでなんだか現実味をおびます。汗)。私はまだ3回目ですが、あぁもうこの時期が来たのか、という感じです。毎年この時期は会議三昧で、午前午後をまたいで会議室に缶詰め…という日も少なくないです。加えて11月号の制作と並行しているので、9月は連休が多くてうれしい!やっほー!なんて浮かれている場合じゃありません。
当ブログで何度か紹介されたかと思いますが、イオの年間企画会議は2チームに分かれてそれぞれがイオ一冊分の企画案を作成し、それをたたかわせます。つい先日チーム分けが発表されました。
新連載を立案するにあたって、去年一昨年とみんなが考えた企画案を振り返ってみると、「あ~こんなのあったあった」「この連載やってみたかったな~」などと思い出深いです。中には「これはないな…」というトホホなものも(笑)。
毎号の企画会議もそうですが、こうした議論の場は編集部員7人個々の関心事や問題意識が垣間見れて勉強にもなります。チームごとに作成された企画案のプレゼン時は、これは(◯)さんの発案かな? これは(×)さんっぽい…なんて心の中でつぶやきながら発表を聞くのが楽しくもあります。今年はどんな企画たちが議論のテーブルに上がるのでしょう。
企画案もそうですが、年間企画会議においてもっとも大事なのは雑誌の一年間の方向性を定めることです。それが、同胞社会の緊要な課題をキャッチし、ニーズに応え、先行く議題を問題提起するための骨幹になります。
先日行われた埼玉での民族フォーラムには良くも悪くも思うところが多々ありましたが、誰かが「民族フォーラムは同胞社会の平均値のようなもの」と言っていたのを聞いて、イオはどこに「いる」のかなとふと思いました。
すべての人の胸を打ち、すべての人の共感を呼ぶ、なんてことは土台無理なことですが、いかにして同胞と同胞、同胞と日本人をつなぐのか、この難題に向き合いながらイオ編集部なりの答えを持って、新しいイオをたくさんの方に届けたいと思います。
ともあれ足りない頭を雑巾を絞るようにようにひねって読者をうならすような企画を立てたいものです。
さて、今日は都内某所にある知人の写真スタジオでとある撮影に臨みます。スタジオなんて滅多と行く機会がないのでワクワクしています。私はカメラマンさんとモデルさんのアシスタント役です。慣れない現場でうまく立ち回れるかちょっと心配ですががんばります。(淑)