「ながらスマホ」にご注意を
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イオ11月号の制作も昨日で基本的に終わりました。9月から10月にかけて休日が多くて、終盤の追い込みはいつにもましてあわただしいものになりましたが、無事終わってほっとしています。
11月号の特集は「スポーツと政治・考」です。乞うご期待を。
ところで、最近、スマートフォンのマナーについていろいろと思うところがあります(あ、マナーモード機能のことではありません、念のため)。
歩きながらスマホを操作するといった「ながらスマホ」が社会的にも問題になっています。
数日前、通りを歩いていると、私と同世代くらいの男性がイヤホンを耳に差し、スマホを片手で操作しながら自転車に乗っていました。視線はもちろん手元のスマホに集中、酔っ払いのような蛇行運転で歩道を走っていました。後ろから自転車が来ていて、追い抜こうとしているのですが、蛇行運転なのでなかなか追い抜けず、イライラしていました。当の「自転車に乗りながらスマホ」の男性はそんな事情もつゆしらず、相変わらず危ないサイクリングを続けていました。私が今まで見た中でもかなり上位に入るような危ない「ながらスマホ」だったので、彼の道中の無事を本気で心配してしまいました。
自転車だけではなく、駅のホームや電車内などさまざまなシチュエーションで「ながらスマホ」な人たちを見る機会が増えています。かくいう私も日常的に「歩きながらスマホ」をやっています。移動時間中にメールやSNSのメッセージをチェックしたり、取材先で地図アプリのナビゲーション機能を利用したり、食事中にいじったり…。
私たちの生活の中にスマホやタブレットなどのモバイル端末が浸透するにつれ、必要になってくるのが、周囲へのちょっとした思いやりや気配りだと思います。「ながらスマホ」は、自分が認識している以上に周囲に迷惑をかけています。自分がやっているときは気づきにくいですが、「ながらスマホ」な人を外から観察していれば容易にわかります。
一番面倒なのが、逆ギレする人ですね。駅のホームで歩きながらスマホ、前から来る人にぶつかると、「チッ」と舌打ち。これ、私もやられたことがありますが、やられた方は「え?ええーっ? 何で君がキレてるの? 怒るのはこっちだよ」となります。
「ながらスマホ」は一つ間違えば大きな事故につながるので、みなさんやめましょう。まあ、ゼロにすることはなかなか難しいと思うので(私は無理です)、充分に注意しましょう。少なくとも、駅のホームや車の往来の多い場所ではやめたほうがいいと思います。