バザーの季節です
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3日後の20日は地元のハッキョ(学校)のバザーです。
今年は、初めて飲食部門を担当することになりました。
から揚げ、ヤンニョムチキン、豆ステーキ、トッポギ、カルビスープ、キムパプ、モツ煮込み、キムチ…。本校のバザーは「コリアフェスタ」というタイトル通り、朝鮮料理をたくさん用意します。材料の仕入れから仕込み、販売はオモニ会が担当しますが、何もわからない私は、テキパキと動く先輩の後ろをアタフタと付いていくのに必死。それにしても、600人のお客様の胃袋を満たす食糧を用意し、販売するなんて、「なんか商売できるんじゃない?」いう笑いが飛びかうほどです。
40もない世帯が学校の運営のために、あれやこれやとアイデアを出し合ってバザーを作り上げていく過程は、大変ですが楽しいものです。
中国出身のオンマは大寸胴の鍋に大量のカルビスープ、豆腐ステーキのヤンニョムは味が評判のあの先輩、鶏粥はキムチが評判のOGのオモニ…といった具合に「あうん」の呼吸で分担が決まっていきます。準備の過程でオンマたちの特技も知ることができました。喫茶コーナーのメニューはユチバンのオンマたちが考案。手作りのホールケーキやマフィン、アツアツのホットク、タピオカドリンクなど種類もバラエティに富んでいるので今から楽しみです。
ハッキョという空間を楽しんでもらうために、子どもたちはミニコンサートを用意し、地元の日本の方はボランティアでスポーツ吹矢コーナーを設けてくれます。イオOBのデザイナーさんたちはなんと!当日似顔絵コーナーを担当してくれます。
関東地方では10月20、27日、11月3日とバザーが続きますが、どの学校も一人でも多くの人に来ていただこうと互いにアイデアを交換しあっています。バザーの成功はなんといっても集客力!先日伺った川崎の大交流祭では、キョウリュウジャーのキャラクターショーや動物ふれあい広場が盛況でしたが、ある学校はモンダンヨンピルの有名俳優をゲストに呼んでいるとのこと! わが地元は地元のゆるキャラ「観音通りのカノンちゃん」が来てくれますし、お得なタイムセール(ティッシュと野菜詰め放題を予定)を企画しています。
新聞に折り込みチラシをはさみ、それが集客につながっている地域も多いと聞きます。都内のあるハッキョは区から協賛をいただき、区報にもお知らせが載るとのこと。それを見て足を運ぶ方も多いと教えていただいたので、地元でもぜひトライしたいと思っています。
とにもかくにも、秋は各地の朝鮮学校が公開されることが多いので、皆さんもぜひ!足を運んでみてくださいね!(瑛)