珍しい…
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夜、雷、椿、影、星、…何のことだか解りますか? 正解は、朝鮮民族の姓の種類なんです。これだけでもかなり珍しいですが、魚金、長谷、岡田、網切などただでさえあまり目にしない2文字の中でも特に珍しいものもあるようです。
現在、朝鮮民族の姓は286種類あるといいます。人口順位は1位が圧倒的な数で金。次に李、朴、崔、鄭と続きます。一番少ないのは京、肖、氷、乂、宇で、ともに1人でした。これは韓国での統計なのですが、在日同胞も人口順位はほぼ同じだと思います。実際、大学時代はクラス18人中5人が金、4人が李でした。ちなみに私の姓は16位。今でも同じ姓の人を見つけると、それだけで親近感がわいてきます。
少し前にキラキラネームというのが話題になりましたが、もしも夜や雷といった漢字が与えられたらついつい魔が差して格好いい名前をつけてしまいそうです。夜月仙とか雷撃破とか…2つ目はあんまりですが。
族譜や名前というものに興味があって、実家にあるものをたまに見せてもらいます。ずらーっと並んだ名前の中にアボジやハラボジの名前を見つけると、不思議な感覚になります。私と弟の名前はまだ記されていなかったので、アボジが油性ペンで書いていました。族譜に名前が刻まれたんだな、と手書きのそれを見てすこし感慨深かったです。オモニ方の族譜もそのうち見せてもらおうと思います。
いつか夜さんや星さんにも会ってみたいものです。(理)