スマホとストレートネック
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近年、スマホを多用する現代人に増えているというストレートネック。
よくニュースなどで取り上げられているのでご存じの方も多いかと思いますが、ストレートネックとは、通常、ゆるやかなアーチを描いている頚椎が、前かがみな姿勢が続くことで頚椎が頭の重さを支えられなくなり、アーチが失われ首がまっすぐになってしまう状態のことを言います。ストレートネックになると首周りの血流も悪くなって頭痛や肩こり、めまい、手のしびれ、ひいては自律神経の失調などが起きてしまうといいます。
ストレートネック、つまり、猫背ということです。最近この言葉がよく耳について、耳障りです。
というのも私自身数年前にストレートネックと診断されたからです。
3、4年ほど前に右肩甲骨にビリビリっと走る不気味な痛みを感じて接骨院で診てもらったところ、レントゲン写真に写った私の頚椎は見事にまっすぐで、原因は姿勢の悪さ、猫背だと診断されました。子どもの頃はバレエも習って、学生の頃はずっと朝鮮舞踊部に所属していたくせに猫背だなんて、なんて情けないんだ!と、さすがにショックでにわかには受け入れられませんでした…(※最近になって知ったのですが、バレリーナはストレートネックになりやすいそう。人の身体はS字ラインになっていますが、バレエはそれをまっすぐに保とうとするからだそうです)。
ストレートネックの原因は主に携帯・スマホ・PCなどを前かがみに見る姿勢に問題があるそう。でもそう言われると、思い当たるフシのある人がほとんどですよね。医師には頭が前に落ちているので、日常生活で頭の正しい位置を意識して下さい、と言われました。特別な治療法はないようですが、首をのばしたり、回したり、肩甲骨を動かしたり、こまめなストレッチが効果的だそうです。
以前(相)さんもながらスマホの危険性についてブログで書いていましたが、うつむき族、歩きスマホ…、スマホの普及や進化にともなって今後も様々な疾患や社会問題が増えるかもしれませんね。便利な生活の代償でしょうか。身体のメンテナンスを含め、もろもろ気をつけたいと思います。(淑)