大阪朝高ラグビー部、初戦を圧勝
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5年連続の全国大会出場を果たした大阪朝鮮高級学校ラグビー部が30日、大会初戦を戦いました。対戦相手は愛媛県代表の三島高校。三島高校は四国ナンバーワンのチームで、1回戦を53対0で勝ち2回戦にあがってきた強豪チームです。
しかし、結果から言うと、72対7と朝高の圧勝でした。
最初こそ、初戦の緊張からか、5分に先制トライ(ソン・スンギ)を奪ったものの強さを発揮できませんでしたが、前半16分にソ・キユンがトライを奪うと19分(シン・ヒョンジ)、23分(キム・スチャン)、28分(キム・ジョノン)と連続してトライを決める怒涛の攻め。前半で勝負を決めました。
後半も着実にトライを決め、72対7と相手を一蹴しました。
今年の朝高強いです。
呉英吉監督は、「前でのプレッシャー、前でのディフェンスが良くできて、相手に思い通りのプレーをさせなかった。後半7人の選手交代をしたのは、チームが一つになって闘うため。細かい部分は修正しながら次の試合に臨む」と語っていました。
次の試合の相手は、東京朝高を破って出場した目黒学院に決まりました。
キャプテンのキム・リョム選手は試合終了後、「東京朝高のキャプテンと一緒に全国大会に出ることを約束していた。東京朝高の選手たちの分までしっかり戦いたい」と闘志を見せていました。
大阪朝高の次の試合は1月1日の午前11時50分からです。
今年の日刊イオはこれで終了です。みなさん、良いお年をお迎えください。1月1日にまた更新します。