2014年の目標ひとつ
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日刊イオの読者の皆さま、クワセアンニョンハシムニカ。
8日からハッキョも始まり、さっそく2月初めの学芸会の案内が送られてきました。なんと、今回は2、3年生でサムルノリに挑戦するとのことです。
このブログで何度か書いてきたことですが、夏休み、冬休みには日記の宿題が出るので、休みといえば日記です。息子の日記書きが中断するのは、決まってウリマルの単語が浮かばないとき。日記に何を書くのかを決めた後は、「〇〇〇は何て言うの?」とわからない単語を聞いたり、辞書で引きながら書き進めていくのですが、読み返してみると、あらまーありえない誤字脱字が結構ありました。ウリマルの綴りは、読んで書いて覚えていくしかないのでしょうね。
最近は、「なんで엄마は엄마っていうの?」という具合に言葉の語源について聞くことが多いです。日本語についても同様で、ごはんを食べながらも「はしは、なんで『はし』と呼ぶようになったのか」「ニンジンはなんでニンジンと名前がついたのか」とこんな具合です。
そういえば、過去の月刊「イオ」で「朝鮮の語源」という連載をやっていたことを思いだしながらも、的確に答えられないので、再度復習。日本語については、子ども向けの語源辞典を探しています(いい辞典があれば紹介してください)。
年々の日記を見ていると、学年が上がるごとに表現にもバリエーションが少しずつ出てきているようで、状況や場面に応じたウリマルが身についていることを嬉しく思います。中学や高校に行っても、この営みを続けていくことが大事なのでしょう。
語学の上達には、なんと言っても味わい深い文章に出会わないと、と思います。
朝鮮語のレベルアップは、子どものみならず、私自身の生涯の目標ですが、朝鮮語ならではの表現を使いこなしたいと思うのは、人に手紙やメールを書くときです。この10年間、毎年友人やお世話になった方に年賀状を書いていますが、たった一行のメッセージに心が温まるのが、手紙の醍醐味。
日本語の環境の中で、4世が朝鮮語を身につけるのは大変なことですが、春には娘もハッキョに上がるので、家でも勤めてウリマルを使おうと思います。日々のニュースチェックとともに、小説や絵本など、月3冊の原書読みを今年の目標に定めました。(瑛)