旧正月の思い出
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今年の旧正月は、とても面白い経験をしました。
先週から愛知に来ています。いくつか連載の取材で回っているのですが、その中に「1世をキャンバスに」もありました。1世の絵を、制作者の言葉と共に紹介する巻末連載です。愛知にはなかなか来る機会がないので、4月号の分を先取りしてきました。
事前に連絡を取り合いながら撮影の日を決めました。1月31日は旧正月で仕事が休みなので、この日にと。「絵を出しておくから」と自宅に招いてくれました。
緊張しながらの初対面。電話越しでも「すごく面白い人だな」と感じていたのですが、実際にお会いしてみるととても優しそうで、やっぱり面白く、肩の力が抜けました。家に入ると、家族写真が飾られています。「年齢は?」「学部は?」など私が質問を受けながら少しお話していると、なんと大学時代に同級生だったトンムのアボジだということが判明しました。お互い学部は違うものの合同授業を受けたこともあり、顔見知りだったのでびっくり。絵の撮影が終わった後も、「ゆっくりしってって」とお昼ご飯まで準備してくれました。
他の家族の方々は仕事が休みではなかったので、私とそのアボジ2人でのお昼ごはん。初対面の方と、日中の明るい光が差し込むリビングで向かい合ってご飯を食べていることがなんだか可笑しく感じられました。なんだか前から知っていたような。とてもありがたかったです。
お土産に、似顔絵も描いてもらいました。似顔絵は小さい頃に何度か描いてもらった記憶があります。なんだか新鮮で、少し緊張もしました。しかし、時間を割いて丁寧に描いて下さりとても嬉しかったです。ノートにメモを取っている姿を描いてもらいました。家に帰ったら額に入れて飾りたいです^^(理)
ネタバレですよ(笑)
昔、朝鮮大学校美術科で学んだ者です。
愛知で「1世をキャンバスに」というからもしかして、
と思っていたら…デッサンを拡大して「ああやっぱり(笑)」でした。
美術科に籍をおいていると地方の先生がたとも接点が生じるんですよ。
あちらは私の存在など全然忘れてらっしゃるでしょうが、
先生、相変わらずバリバリ描いてらっしゃるようですね。
お元気そうで何よりです。
ちなみに美術を学んだ者としてふと思ったのですが、
「1世をキャンバスに」ってタイトルはちょっと「あれれ?」な感じかも。
絵画のジャンルは油彩だけじゃありませんからね。
朝鮮画=東洋画をメインにしてらっしゃる作家さん・先生方だと、
キャンバスは別に使いませんし。
まあ絵をちょっとかじった大昔の朝大生のたわ言ですけどね。
普通の人にはどうでもいいこと。
次回の絵もジャンルが何だろうが期待しています。
ネタバレでしたか…
朝大OBさま
あまりの嬉しさに、写真を載せてしまいました。分かる方はすぐに気づいてしまいますよね。ネタバレ失礼いたしました。
〉キャンバスにの連載名、そうなんですか!参考になります。ありがとうございます。
今後も楽しく読んでいただけたらと思います。(理)