乗り間違え
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先週から今週にかけて、大阪、兵庫、徳島、岡山に出張に出ていました。近畿、四国、中国地方をまたいだので、今回の出張は移動に多くの時間を費やしました。
というわけで、今回は取材に関する話しではなく、移動手段に関する失敗談を、今後の教訓として恥を忍んでここに記したいと思います。
普段から、都内でもよく電車の乗り間違えをします。目的地と逆の電車に乗っていることに気づかずしばらく乗っていた、なんてことはざらですし、特快や経由地の違う電車に乗り目的地と別の場所へ連れて行かれたことも一度や二度ではありません。しかも、初めての場所の場合だけでなく、何度も行ったことのある場所でも平気で乗り間違えるから始末が悪い。最近でもJR十条駅へ向かうのに、高校3年間通ったという絶対的な安心感からか、新宿から湘南新宿線に乗ってしまったということがありました。
今回の出張でも、取材に支障はなかったものの、類似の凡ミスをいくつもやらかしました。
徳島では2時間に一本のバスを逃してしまい、電車で向かうことにしたのですが、鈍行は時間が合わず、特急に乗車。目的の駅には着きましたが、タクシー乗り場にあるはずのタクシーがなく、タクシー会社に電話してもすべての台が出払っていて何時に戻るかわからない、とのこと。時間には余裕があったため歩こうと思いましたが、徒歩50分。はい、無理。その後なんとかタクシーをつかまえ、無事に着きました。
(タクシーの運転手さんに聞くと、当該の目的地までは今回利用した交通手段が主流だとのことで、安心しました)
岡山では、最終の一つ前の新幹線で東京に戻るつもりで、電車の時間に合わせて取材地にタクシーを手配しました。ここまでは完璧。取材地は公共の交通機関がない辺鄙な場所だったのでしっかり調べました。ですが、まんまと岡山駅と逆方面の電車に乗り、乗るはずの新幹線を逃しました。構内アナウンスもない無人駅で、さらに単線だったため、というのは言い訳に過ぎません。結局最終の新幹線で帰ってきました。
などなど(まだあります)。
都市とは公共交通手段事情が全然異なる地方では、なおさら綿密な確認作業が必要だということを改めて思い知らされました。自分の学習能力のなさと、自分の勘がまったく信用ならないということも。
田舎ならではの移動の失敗もありますが、根本的には私の確認不足が主たる原因です。それに、乗れば着くだろうという適当さと根拠のない自信。これだけ失敗を繰り返しても直らないなら、今後もそう簡単には克服できないと思うので、ここは開き直り、乗り間違えを見越した時間配分を心がけたいと思います。(淑)