1世をキャンバスに
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イオの巻末連載、「1世をキャンバスに」。同胞たちが描いたさまざまな1世の姿に、毎号心が動きます。
絵のタッチや雰囲気とともに、語られる言葉も作者それぞれ。その人の言葉で絵に込めた思いを語ってくれるので、1世の温かさや人間くささや力強さなどがより身近に感じられるような気がします。
1世が作った歌をうたい継ぐ、ウリハッキョを守る、歴史を知る、インタビューをして文章にまとめるなど1世を記憶する手段はたくさんありますが、絵画というのも大切な一つのツールだと思います。身近な人が1世を見た(感じた)そのままに描いた作品を見ると、とても心に残るものがあります。
今年度から始まったこの連載。毎月、作品と文章を紹介してくださる同胞を少しずつ見つけながら続けています。作品を探す中で意外な人との繋がりなども経験しながら、きっとまだ探せていないたくさんの作品があるんだろうなと思います。身内やお知り合いの中に1世の姿を描いた方や、そのような絵を見たことがある方、また自分もそのような作品を持っているという方はぜひ編集部にお知らせ下さい。(理)