授業参観
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たびたび母校のネタを取り上げて「またか」という声が聞こえてきそうですが、今回も東京第9での話を。
連休前、授業参観にいってきました。新学期が始まって初めての参観日だったので、まだ入学して間もない新1年生と、ウリハッキョ歴2年生の授業を楽しみにしていました。
2年生の国語(朝鮮語)の授業では、授業の冒頭と最後に、リズムに合わせてウリマルの反対語を当てるゲームをやっていて、とてもにぎやかでした。
ソンセンニム:웃어요!シャンシャン(タンバリンの音)
児童1:울어요!
ソ:넓어요!シャンシャン
児2:좁아요!
といったふうに。
言葉の種類も名詞、動詞、形容詞と幅広く、語彙もたくさん。でも子どもたちは遅れをとることもなく正確にリズムに合わせて答えていました。自分の番が来るのを前のめりになって待つ真剣な表情と、正解したときに後ろを振り返ってオンマアッパとアイコンタクトをとる姿がとても可愛らしかったです。
間違えたり答えられなかった子から座っていく勝ち残り形式で、問答のスピードがだんだんとあがってきて一人二人と脱落…。児童らと一緒に私も心の中で参加してみましたが、瞬発力のなさを痛感させられただけでした。
最後の2人になると、もう、どちらも一歩も引かない真剣勝負。ソンセンニムのタンバリンを打つ手も追いつかず、思わず笑ってしまうほどでした。笑
ウリハッキョでは1年生が終わる頃には基本的な会話は朝鮮語でできるようになります。この日も授業中に児童らの口から日本語が出ることはありませんでした。
授業はなぞなぞの出し合いっこがテーマで、会話文の発表や自作のなぞなぞを披露したりで、子どもたちの自由な考えや自発性を伸ばすものになっていました。子どもたちがつくったなぞなぞもユニークでした。
出題されたなぞなぞの中で、最も難解だったものを紹介します。これは児童らも答られず、保護者の中から正解者が出ました。思わずオンマもガッツポーズ! ちなみに私は答を聞いても理解できず、終了の鐘が鳴ってからソンセンニムに「どういう意味ですか?」と聞きに行きました。こちらです。
「ブブってな~んだ?」
ヒントは「“부”が二つ」です。子どものように頭を柔軟にして、考えてみてください。(淑)
ハングルの意味を教えて下さい
私は、日本人なので、ハングルが読めませんし、意味がわかりません。
ヒントは「の次のハングルの意味を教えて下さい。
かんちゃんさんへ
いつもコメントありがとうございます。
「부」は「ブ」と読みます。これ一文字では意味をなしません。
このなぞなぞの答えは「두부」(豆腐)なんですが、「두」(トゥ)には「二つ」という意味があり、「두부」を「二つのブ」と解釈し、「ブ」を二つ並べて「ブブってなんだ?」という問いを立てたみたいです。