月刊イオ9月号が完成しました
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盆休みが終わると、夏も終わりという感覚を、毎年持ってしまいます。盆休みが終わると同時に、いつも月刊イオの9月号を手に取るからでしょうか? 今年も、もう9月まで来てしまったんだ、もう今年も残りわずかだという思いになってしまいます。実際は、昨日も今日も、アホみたいに暑いのですが…。
というわけで、月刊イオ9月号が完成しました。盆休みの関係で、いつもより少し遅れての完成となりました。もうしわけありません。
特集は「朝鮮の産業デザイン」です。
この数年、朝鮮を訪問した人たちが一様に口にするのが、街並みや人々のファッションが華やかになったということです(私は目撃していませんが)。街の商店をのぞいても色とりどりの国産品が数多く置かれているといいます。このような変化をもたらした要因の一つが、国をあげて産業デザインに力を入れているからだということです。
特集では洗練されたデザインの商品やロゴ、切手、大学旗などを見せながら、実際にデザインを担当したデザイナーのインタビューも紹介しています。
また、朝鮮がどのように産業デザインに力を入れてきたのかを解説し、デザイナーを育成する教育の現場も紹介しています。
産業デザインを通して朝鮮の今がわかる内容となっています。
特集をひとりで担当したのは、5月から平壌で取材活動を続けている(淑)さんです。
また、(淑)さんによる短期連載「おでかけピョンヤン」も新たにスタートしました。ご期待ください。
特別企画は「統一の食卓」です。
1945年の解放は、朝鮮半島の分断の始まりでもありました。分断が70年近く続く中、朝鮮の北と南、そして海外の同胞たちは常に統一を願い、そのために闘ってきました。
特別企画では、南に故郷を持つ平壌の一般の市民家族、60数年ぶりに再会した離散家族の父と子、そして在日1世の食卓を紹介しています。3つの食卓から分断の悲しみと統一への思いを感じ取っていただければと思います。これまでと少し違った切り口の特別企画となったのではないでしょうか。
特集と特別企画以外にも、IBF世界スーパーフライ級タイトルマッチに臨み惜敗した朴泰一選手の模様、「無償化」裁判を支援する愛知でのパッピンスライブ、国連・自由権規約委員会の対日審査の報告などを掲載しています。
今月も盛りたくさんな内容でお届けしています。ご愛読ください。(k)