10月号の特集、元毎日新聞記者の西山太吉さんのインタビュー
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イオ10月号はお手元に届いたでしょうか?
今回の特集は「どこへゆくニッポン」です。
「戦争ができる国」作りを着々と進めるニッポン、日本社会全体の右傾化、集団的自衛権の閣議決定や侵略の歴史抹殺が消されていく現在の日本の未来を憂い、行動する人々の足取りを追う企画となっています。
この特集は様々な日本の方たちの声も掲載されています。
その中で個人的にぜひ読んでほしいのは、特定秘密保護法について聞いたインタビュー、元毎日新聞記者の西山太吉さんのインタビューです。
「情報犯罪と秘密国家の誕生~特定秘密保護法、問われるメディアの役割」
西山太吉さん、そう、「沖縄返還密約事件」という実際の起こった事件のご本人です。
「沖縄返還密約事件」は約40年前に実際に起こった事件で、沖縄返還の密約に潜む国家の欺瞞についてスクープするも、取材をめぐりッ国家公務員法違反容疑で逮捕、起訴された事件です。
その事件を題材にした山崎豊子の小説「運命の人」は大ヒット作になり、2012年にドラマにもなりました。
私も2012年にこのドラマを欠かさず見て、「沖縄返還密約事件」について知り、当時イオのブログにも書きました。
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/aed4f5948fc644341cf328805b18f172
デザインを組むうえで原稿を読みながら、国家の欺瞞を徹底的に暴き、長年闘ってきた西山太吉さんだからこそ発せられる、重い言葉の数々は胸にズシーンときました。
話しは少しそれて、先日、SNSでつながっている知人がまるで「木を見て森を見ず」の新聞記事をうのみにして、支持したいといった趣旨の投稿をしていました。(詳しくは控えます)
私は仲の良い知人だっただけに少なからずショックを受け、メディアの怖さを感じました。
しかし、その感覚は一般人に共通するものなのだと受け止め、月刊イオというメディアの中にいる自分を反省し、少しでもできることをして行こうと思います。
まずはその知人にイオ10月号を手渡そうと思っています。
イオ10月号の特集、ぜひ、読んでみてください。(愛)