ついに「アレ」を体験した
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深夜3時くらいまで起きていた時のこと。眠さに限界を感じて就寝したのですが、それは約一時間後に起きました。
まず、隣の部屋からなのか自分の部屋からなのか、ドンドンという音が何度も何度も聞こえてきました。
「うるさいなー…」と思い、目をあけようと何度も試みるのですが、目どころか体さえぴくりとも動きません。
そう、私は金縛りにあってしまったのです。人生初の経験でした。
何とか体を動かそうとした次の瞬間、黒い人の形をしたような何かが声をあげ、私の体に覆いかぶさってきました。
もうその時は「やばい心霊体験してるよ今!!」としか思えませんでした。
かなり怖かったのですが、人の睡眠を妨害している目の前の黒いヤツに段々腹が立ってきて、気合いでそいつ追い払うように叫んだ瞬間、目が覚めて体も動けていました。
最初は何が起きたかわからず放心状態だったのですが、段々と冷静になった途端、一気に恐怖が増し、全身の血の気が引きました。
「こ、怖い夢だった…」
とりあえず気を紛らわすためにテレビをつけると、美味しそうなご飯の映像が流れて「良かった現実だ」と一安心したのでした。
その日、会社に来てこの時のことを思い返すと、これが俗に言う「金縛り」というものだったことに気付いたのです。
金縛りについて色々検索したところ、自分が体験したことがほとんどネットに出てきたので「ついに体験したぞ!!」と、何故かすごく感動してしまったのでした。(麗)