明日への活力となった舞台観劇
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先週の日曜日、私の好きな俳優が主演を務める舞台を観に、渋谷にある青山劇場まで足を運びました。
何ぶんミーハーなもので、好きになった俳優が舞台をやる、という情報を聞いただけで「これは是非とも生の演技を見なけば!!」といてもたってもいられなくなったのです。
自分の人生の中で、「舞台観劇」なんてものはほぼ皆無に近いほど興味のないジャンルだったのですが、取り返しがつかない一発勝負の演技、張り詰めた緊張感のある空間、役者と観客と劇場が一体となっていく様など、なかなか映画では味わえない良さがあるなと感じました。
今回初めて行った青山劇場ですが、舞台が円形になっており、その周りに観客席があるという面白い造りになっていました。
役者の演技や表情が360度見渡せ、観客との距離が近く、臨場感と迫力にただただ圧倒される、素晴らしい劇場でした(なんでも老朽化が進み、今回の舞台を最後に取り壊しになるのだとか…)。
そして幸運なことに、私が座った席がなんと、常に憧れの俳優と目と鼻の先だったのです…!
一歩進めば触れられるほどの距離…。
仕草や表情一つひとつを脳裏に焼き付けるため、気持ち悪いほどマジマジと観察しました。笑
テレビの中だけの存在だと思っていた役者が「本当にこの世に存在したんだ」とこの目で確認することができ、舞台を見合わった現在も興奮が消えることはありません。ミーハーやってて良かったとしみじみ思いました。
翌日、何だか体の調子がすこぶる良かったので、後輩に興奮冷めやらぬままこのアツい思いをぶつけたのですが、「多分それ勘違いです」とばっさり斬られてしまいました。わかってはいる、わかってはいるけれども…。
舞台と好きな役者を見に行っただけでこんなにも心が豊かになるのだから、人間、たまには娯楽も必要だなと強く思ったのでした。(麗)