年賀状
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今年も気がつけば、あと1週間になってしまった。
字が汚く筆不精な私にとってこの時期に頭が痛いのが、年賀状である。
編集者としての仕事としては出しているが、もう8年ほど前から、個人的にはまったく年賀状を出していない。
1年間、お世話になった人や友人に感謝を込めて新年のあいさつをおくる、そういう年賀状の良い部分は理解している。しかし、どの範囲まで送ればいいのかがまずよくわからない。あの人は出してこの人は出さないというのは嫌だし、実際にそんなに多くも送れない。たまに、宛名から住所、文面まですべて印刷で、直筆が一つもないという年賀状をもらうが、そういうのもどうかと思う。ひねくれた性格なので、決まった年中行事が好きでないという部分もある。
いわゆる「拉致問題」が起こって以来特に、日本の社会状況は朝鮮人にとって決して良いものとは言えず、5年前からは「高校無償化」からの排除など朝鮮学校に対する弾圧が露骨に行われてきた。
朝鮮半島を見ても、南に李明博政権が登場して以来、北と南の関係は冷えている。12月19日、韓国の憲法裁判所は、統合進歩党に対し解散の決定をくだすという暴挙を行った。朴槿恵政権は、父親の時代と同じようなファッショ独裁政権となっている。朝米関係も同じだ。
このような状況も、年賀状を出そうという気持ちにさせない、大きな要因になっているのだと思う。
毎年、年初には「今年は良い年にしたい」と思うのだが、今年も振り返ってみると、いくつかの素敵な出会いなどはあったのだが、全体としてはいまいちだった。来年はどうなるだろうか?
読者の皆さんにとって、新年が良い年になることを願っています。
今年の日刊イオの私の担当は今日で終わりますが、今年も大阪朝高ラグビー部が全国大会に出場するので、初戦の30日、試合終了後に試合結果などをブログで報告します。(k)