大阪朝高ラグビー部、初戦を快勝
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今日の10時15分から、全国大会に出場している大阪朝鮮高級学校ラグビー部の初戦が、花園ラグビー場第3グラウンドで行われました。相手は、滋賀県代表の光泉高校。
6年連続出場の大阪朝高ですが、やはり初戦は緊張するもの。立ち上がりはミスが目立ち本来の力を出し切れていないようでした。呉英吉監督が試合前に言っていたのが、やはり最初の戦いをしっかりと勝ちたいということ。そして、相手の光泉高校について、「近畿の高校はどこもレベルが高い。最初から緊張した試合になる」と、警戒していました。
前半10分、得意のモールからシン・ヒョンジがトライ。14分にアン・チャンホがトライするも、24分にトライを返されます。大きかったのは前半終了間際にキャプテンのリ・スンギがトライして引き離すことができたこと。前半を17対5で終えます。
後半はバックスが素晴らしい動きを見せました。半年間、怪我でプレーができなかったフルバックのキム・チデが3トライを決めるなど、カウンターからのバックスが素晴らしい走りを見せてトライを重ねました。後半最初の相手の時間帯をしのいだ守りも光っていました。
結局、44対12での快勝でした。
試合後、呉監督は、「途中から交代した選手を含め全員が自分の役割を果たしてくれた。相手の持ち味を殺してこちらの形で試合を作れた。バックスのカウンターからの攻めも有効だった」と語っていました。
大阪朝高の次の試合は、ベスト8をかけた茨城代表の茗渓学園とのBシード対決です。1月1日の13時20分から、第1グラウンドで行われます。また、このブログで報告します。
今年の日刊イオはこれで終了です。ご愛読ありがとうございました。(k)