美容院が苦手
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私は美容院が苦手だ。
基本「オシャレ」なところが苦手で、スタバとかのオシャレなカフェにも一人で入ったことがない。
理由は「オシャレ過ぎて入れない」「コーヒーの種類がよくわからないものばかりでどれを頼んでいいかわからない」「なんかこわい」と、理由はまだまだあるけれど、とりあえずこの辺で…。
最近、いつも髪を切ってくれる美容院に行かなくなり、新たな美容院を求めてネットで探していたのだが、近場でなるべく小さい、いわゆる「個人サロン」というものを必死に探していた。大型美容院が苦手なので、それ以外のこじんまりした店を探す日々。
髪を切った日、美容師に「前の美容院は自分がズボラ過ぎて全然行かなくなって、なんか向こうに申し訳なくて気まずくなっちゃったんですけど…」とどうでもいい事を話すと「優しいですね。でも、あんまり気にしなくていいと思います。それに、最近来てないなーって思ってたお客さんがまた来てくれたら嬉しいですし」と柔らかい物腰で言われた。
行かなくなった美容院の前を通るのも気まずく、わざわざその店を避けるかマッハで通りすぎるかしている私を、美容師は「優しい」と言ってくれた。
これが「優しい」のかはよくわからないけれど、この一言でなんだか絆された気持ちになり、自分は考え過ぎなのか…とちょっとだけ考え直した日だった。(麗)