忍者の里・伊賀へ
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今までに取材で行った都道府県は22、旅行も含めると27になりました。この2年間で日本の約半分を訪れたことになります。今回は連載の取材をするため、初の三重県へ。「読者へ会いに」では、伊賀地方に足を伸ばしました。
伊賀は「忍者の里」と呼ばれるだけあって、駅にはこんなものが! ホームで電車を待つとき左上に気配を感じ、反射的に身構えてしまいました。
目的地は超ローカル。2両編成の電車に乗って山の中を進みます。私の地元にも1両編成の電車が通っているので(町外へ出る二つの公共交通手段のうちの一つ)親近感が湧きました。しかし、途中で線路自体が若干傾斜している部分があり、傾きながらカーブを曲がる時は(これ、横転するんじゃ…!)と気が気ではありませんでした。
取材がなければ恐らく通ることはなかったであろう道。無事に傾斜地帯を越え、さらに深くなった山景色を見ながら、そこにしかない景色を見ることができるのも出張の醍醐味だなあとしみじみと思いました。(理)