『ひきだしにテラリウム』
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今日は漫画の紹介でも。
『ひきだしにテラリウム』
作・九井諒子○イースト・プレス
テラリウムとは、陸上の生物(主に植物や小動物)をガラス容器などで飼育・栽培する技術のこと。
ひきだしに入るくらい小さくて、しかし一度読んだら忘れられない不思議な世界観のショートショート集。大きさも、色も密度も違う33の「テラリウム」が次々と展開されていきます。
私はwebで試し読みをして、すぐに購入してしまいました。
近未来の漫画家が主人公の「すれ違わない」、一人の女性の葛藤を裁判に置き換えた「代理裁判」、サンタクロース派遣業について描いた「夢のある話」など、一つひとつの設定がユニークです。
読み終えた感想は「あぁー!!」「えっ…。」「はいはいはい」「クスッ」「おぉ~」「わっ!」などさまざまです(笑)。こういう発想はどこから得るんだろう…とその源を知りたくもなりました。
私のお気に入りは「えぐちみ代このスットコ訪問記~トーワ国編」「恋人カタログ」「ノベルダイブ」「龍の逆鱗」「かわいくなりたい」「春陽」「遠き理想郷」などなど。タイトルだけ見ても、多種多様なジャンルがあるということがわかります。
賑やかな表紙には各作品の登場人物が絶妙に入り混じり描かれています。読み終えた後にお気に入りのキャラクターを探すのも楽しいです。
こちらのサイトで試し読みができるので、興味のある方はぜひ。(理)
ひきだしにテラリウム特設ページ→http://matogrosso.jp/terari/terari-36.html
ご存じ?『ダンジョン飯』
九井諒子といえば、今静かにブレイク中の
『ダンジョン飯』はお読みになりましたか?
ファンタジーRPGゲームをやられる方なら常識でしょうが、
ダンジョンとは「地下迷宮」のこと。
『ダンジョン飯』はこのRPGゲーム的世界観に「食」を結びつけた、
「魔物が食材」というグルメギャグファンタジー漫画です。
※あらすじはコチラ↓
http://www.enterbrain.co.jp/product/comic/beam_comic/14432101
マンガ読みの間では、ひじょうに評価の高い作品です。
九井作品に興味を持たれたのなら、ぜひご一読をオススメしますよ^^
ぜひ読んでみます
オタトンポさま
コメントありがとうございます。
さっそくURLに飛んでみました。
かなり面白そうですね!
作者の絵も好きなので、ぜひ読んでみようと思います。
それにしても、『不安の種』といい、『重版出来!』(こちらは早速楽しく読みました!)といい毎回数珠繋ぎ式に私に合いそうな作品を教えて頂きありがとうございます。
これからもおすすめ作品を色々と教えてください(^^)
う~ん…
>毎回数珠繋ぎ式に私に合いそうな作品を教えて頂き
なんといいますか、やっぱり私は「オタ」ですんで
それくらいしかできることがないんでしょうねw
実は私も最近(理)さんのエントリには
そういうネタばかり投下していることに気づいておりまして。
何かもうちょっと実のあるコメントを心がけねば
と思っております。
Re:
とんでもないです!
オタトンポさんのおすすめがなければ
興味を持たずに通り過ぎてしまうので
かなり身になる情報です。
コマッスンミダ。