入管へ外登の切り替えに
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イオ6月号校了、無事終えました。
イオ編集部にもつかの間の平穏な時間が戻ってきました。
なので昨日、入管(入国管理局)まで在留カードへの切り替えに行ってきました。
私は「特別永住者」でなく「永住者」のため、入管に切り替えに行かなくてはなりません。
今年3月頃には切り替えを促す案内ハガキが届きました。
面倒だな~と思い、行けてなかったのですがそろそろ切り替え期限も近づいてきたので、重い腰を上げ行ってきました。
実は東京の入管に行くのは初めてだったので、迷いながらも品川駅からバスに乗り、到着しました。
写真は在留カード用とパスポート用のサイズで出てくる写真機が入管にあると聞いていたので、到着してまずスピード写真機を探しました。
入管に入ってすぐの写真機の前には5~6人ほど並んでいたので、列に並ぼうと思ったら「向こうにも写真機があります」の文字。奥のほうへ進むともう2台あって並んでいる人も1人だったので、そちらに並んでまず写真を撮りました。
そして1階の申請書類配布場所で申請書をもらい記入。
2階へあがるとすぐ目に入ったのが長蛇の列! みると在留審査の受付に並ぶ人たちでした。
私は「在留カード D」と書かれた矢印の案内に従って歩き、受付番号をとって待ちました。10分ほどで呼ばれて案内のお姉さんにいろいろ確かめられて、そこから待つこと30分後。。。
ようやく在留カード発行されました。
受付係が「7年後にまた切り替えですので」と言ったので、「その時は通知は来ますか?」と聞くと「7年後のことなので、どうなるかまだ決まってないんですよ」と苦笑い。。。
そんなものなのか~と呆れましたが、お腹もすいていたので、足早に入管を後にしました。
しかし、切り替えの度に入管まで足を運ばなくてはいけないなんて!
いままでは特別永住者も永住者も「外国人登録証明書」だったのに、新しい在留管理制度からは永住者は「在留カード」になりました。交付もわざわざ入管に出向かなければなりません。
月刊イオ2012年7月号での特別企画「どうなる?新在留管理制度」でも、その内容を紹介しています。
〈イオ2012年7月号p54「新たな在留管理制度における在日朝鮮人の処遇と問題点―筆者:ペ・ミョンオク弁護士〉
…「在留カード」は常時携帯義務、変更事項の入管の届出義務が課され、外国人の所属機関にも情報提供努力義務が課された。市町村では外国籍住民として住民基本台帳へ編入され、市町村と入管(国)の間で外国人の在留情報が相互に通手されることとなった。これにより、法務省―国(入管法)と市町村(外登法)に別れていた外国人の在留管理が国に一元化され、外国人への日常的なチェック、監視は一層強められる。…
在留カードをこうして初めて手にしてみると、なんだかとっっっても腹がたってきました。
戦後70年経つのに、いつまで在日朝鮮人を厳しく管理し排除しつづけるのだろう、と。
5月18日に発行される予定のイオ6月号の特別企画「7月8日まで外登の切り替えを!」でも、外国人登録証明書の切り替えについて詳しく紹介しています。
ぜひお手にとってみてください。
そして忘れずに早めの切り替えを。(愛)