「朝鮮 花物語」
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7月号がそろそろ皆様のお手元に届いた頃だと思います。
7月号の特集は「朝鮮 花物語」。
朝鮮半島に生息する植物や花などをさまざまな角度で紹介しています。
解説や「なんでもQ&A」、平壌中央植物園の紹介、山菜採りの取材記事、済州島に咲く花と木たち、等々。
新緑の季節にぴったりな特集になったと思うので、ぜひ一度ご覧いただければと思います。
今回特集デザインを担当しましたが、花の写真を見ながら、こんな花もあるんだ~、この花も朝鮮半島で見られるんだ~など、たくさん「へえーーー」を実感しました。
一番苦労したのが、朝鮮語名や日本語名、学術名を照らし合わせて、本文を読みながら、編成することでした。
何年かぶりに辞書を開いて、紙に記して、改めて色々な花の名前を勉強しました。
山菜採りの頁では、祖母のことが思い出されました。
昔は5月頃になると祖母と祖母の友人たちで、帽子にリュックを背負い、山菜採りに出かける姿をよく目にしました。そして、帰ってきた後は山菜の天麩羅が食卓に。
天麩羅にしたての山菜の味は、塩を振っただけなのに、なぜあんなに美味しいのでしょうか。
あと、山菜採りといえば、私自身も学校や学校の裏手にあった山で、よくヨモギ草を採りました。家に持ち帰ると、祖母がヨモギ団子を作ってくれるからでした。
「ヨモギ草採ってきたよー!」と声をかけると、「よし!ヨモギ団子作ろう!」とすり鉢にヨモギをゴシゴシとすりつぶし、ヨモギ色の見事な団子ができあがるのが本当に楽しみでした。
「済州島に咲く花と木たち」の頁では、牧歌的な済州島の風景写真とともに、そこに咲く花を紹介しています。
済州島の風景写真はある方に提供してもらったのですが、済州島が故郷であるかのじょの写真はとても素敵で、故郷への愛が満ちている、そんな写真でした。
東京にいると、山もなく、植物や花に触れ合う機会も少ないので、これからは積極的に木や花、植物が生息する所に訪れたいと思います。
森林浴ができるところがあればぜひ教えてください。(愛)