イオ11月号特集と「モタさんの“言葉”」
広告
昨日ふとついたテレビから流れていた優しさあふれる水彩画と言葉。
「人生は抑揚に富み、大きな振幅をもっている。大切なのは、どんな生き方も“これでよかった”とみずから認める度量と覚悟をもつことではないか」
5分間で心に沁みる言葉が次々と紡がれる。
あとで調べるとNHK Eテレで放送中の「モタさんの“言葉”」という番組だった。
10月19日にだされたイオ11月号の特集は「幸せはどこにある?~結婚・シングルを越えて」。
いままでイオで扱って来なかった特集、結婚後シングルになった人などにも踏み込んだ企画。
私個人的な話をすると、SNS上で知り合った新たな人間関係のなかで、必ずしも離婚が否定的な意味で成されることでないことを知った。
2人の良好な関係を保つための離婚もあるのだと。
そこから色々考えて、視点を変えて今回の企画書を提出した。採用され、企画をより具現化するために 何度も編集部で話し合い、 今回の形となった。
昨日みた「モタさんの“言葉”」内では、
離婚した男性のもとに「離婚おめでとう、新たな人生の幕開けですね」とハガキが届き、離婚をして落ち込んでいた男性が初めて救われた思いをしたとモタさんに話した。離婚を奨励するわけではないが、離婚をしても、長く夫婦生活をし続けても、大事なことは「これでよかった」と思えることなのだと。大体そんな内容だった。
その番組を見ながら、何かがストンと心のなかで収まった気がした。
今回の特集でイオ編集部が込めた内容と少し通じることもあったからだ。
一方通行の価値観からはわかり得ないこともある。
そんな思いも込めて企画した今回の特集。
たくさんの人たちに読んで欲しいとおもっています。(愛)