“Impossible is nothing”
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ボクシングの元ヘビー級世界王者のモハメド・アリが3日、74歳で亡くなった。30年以上にわたるパーキンソン病とのたたかいの末にその生涯を閉じた。私はボクサーとしてのアリをリアルタイムでは知らないが、ボクシングというスポーツの枠を超えて、世界に影響を与えた偉大な存在だったと思う。本当に残念でならない。
アリは生前、数多くの名言を残しており、死去後、さまざまなメディアが彼の言葉を取り上げていた。数ある言葉の中でも昔から好きなのは、以下のもの。
Impossible is just a big word thrown around by small men who find it easier to live in the world they’ve been given than to explore the power they have to change it. Impossible is not a fact. It’s an opinion. Impossible is not a declaration. It’s a dare. Impossible is potential. Impossible is temporary. Impossible is nothing.
おおまかに訳せばこうなるだろうか。
「不可能とはスケールの小さい人間が使うおおげさな言葉にすぎない、不可能とは事実ではなく一つの意見だ、不可能とは可能性だ、不可能とは一時的なものだ、不可能など何でもない」
ちなみに。あまり知られてはいないが、アリは今から21年前の1995年、平壌を訪れている。4月28、29日の両日に行われた「平和のための平壌国際体育・文化祝典」にゲストとして招待されたのだ。下の画像は、アリの訪朝を報じた当時の「朝鮮新報」の紙面の一部を切り抜いたもの。笑顔が印象深い。(相)
Unknown
1995年に、平壌訪問されたのですね。
貴重な情報、感謝します。
Unknown
モハメド・アリが、マルコムXと同様に「奴隷の名前」として本名の「カシアス・クレイ」を捨てた経緯を知ったのは、中学生の時でした。
また一人、「生ける伝説」がわれわれの元を去っていきましたね…。
彼の冥福を祈ります。R.I.P Muhammad Ali