姪っ子の絵を見ながら
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以前実家に帰った、とある日のこと。
実家で、朝大学生時代に買ったジブリ映画のアートブックを久しぶりに見つけた。
せっかくだからと思い、模写をしていると9歳になる姪っ子が近づいてきて、自分も描きたい!と言ってきた。
「いいよ~」と本を譲ると、自分が好きな頁を見つけて描きはじめた。
9歳になる姪っ子は幼い頃から気がつけば、紙と鉛筆を持って何かなくとも絵を描いている子。
絵を描くの好き?と聞くと、
「うん!想像力が広がるから好き!」と。
姪っ子の絵を描く姿を久しぶりに見たのだが、ものすごい集中力で絵を見比べながらほぼ一筆で、描いていた。
(千と千尋の神隠しのハクを描いた)
出来映えも本当に動いているよう。
ただ鉛筆で描くだけじゃなく、色鉛筆も探して持ってきて、色を重ねて自分の色を作っていた。
線をひく、ではなく、線を「描く」ということを、
姪っ子の絵を見ながら改めて実感した。
好きこそ物の上手なれ、と言うが「好き」というのは強いな、と純粋に絵を描くのを楽しんでいる姪っ子をみて思った。
かのじょの将来が楽しみとともに、私も楽しみながら絵を描いていきたいと思った。(愛)