視点を変える面白さ
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以前、ネットサーフィンをしていてたまたま面白い文章を見つけた。ざっくり言うと、「人間は誰しも無意識に物事をジャンル分けしてしまう」ということについて書いたものだ。
https://note.mu/horacio/n/nbfb7de2d357c
記事の冒頭では、某エステのキャッチコピーについて触れている。ちょうど私も、それまでに何度か電車内で同じ広告を見たことがあり、色んな意味で「気持ち悪いなあ」と感じていたのでつい読み込んでしまった。そして、文章中の「彼女」の意見に、なるほどな!と感心した。
同じものでも、受け手によって様々な見え方がある。こうして書くと当たり前のことだが、普段の生活でそれを意識することはなかなか難しい。
私はたまに、別の人の立場になって自分の文章を読んでみる、ということをしている。家族、ソンセンニム、ウリハッキョの同級生、地元の日本人の友達、教育実習の時に受け持った生徒、先輩、初めてイオを読む人…。
そうすると、「ここはもう少し説明が必要かな」とか「これは書く必要ないかな」というものが見えてくる時がある。また、ちょっとした発見があったり、新たなニーズに気づける時もある。
これをし始めたきっかけは、私の文章表現や言葉について批判的な意見をもらうことが過去にあったからだ。失敗の原因は、受け手のことを広く考えられていなかったからだろう、と反省した。
視点を変えるのは、より多角的に物事を見ることだと思う。自分の立場がブレてしまっては本末転倒だが、世の中には本当に色々な価値観が溢れているんだという意識は大切にしながら物事を考えていきたい。(理)