SNSのあの人たち
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Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)などのSNSを利用している。Twitterは2010年から、Facebookは2011年から始めていて、最初のころは頻繁に投稿していた。大阪朝高のラグビーの試合経過をSNSを通して報告したり、SNS上で議論を交わすといったこともあり、いろいろと利用していた。
しかし最近は、内容はチェックしているけれど、ほとんど投稿することがなくなった。その理由は自分でもよくわからない。
TwitterやFacebookには、お互いにフォローしたり友達になったりといった機能がある。Facebookでは、「知り合いかも」と、知り合いかもしれない人たちの名簿が定期的に表示される。おせっかいな機能だと思うが、これで、学生時代の同級生や昔の知り合いと繋がることができたということもある。まったく知らない人から「友達」のリクエストが来ることもある。「友達」の中には一度も実際に会ったことのない人も多い。
あるとき、Facebookの「友達」の一覧を眺めていると、すでに亡くなった人が何人もいることに気がつき、複雑な思いになった。その数は6人ほどになる。ガンなどの病気で亡くなった方がほとんどだが、自ら命を絶った人もいる。私よりも若い人が多い。
不幸があったことを風の便りにでも聞いていたらまだしも、「友達」の中にはすでに亡くなっている方がもっといるかもしれないし、これからこういうケースが増えていくことは確実だ。
本人がすでにいないのに、ネットの中では存在し続ける。その笑顔を見ていると、さびしい思いになってくる。
猛暑の夏を何とか乗り切れるようだ。
頻繁にはできないが、これからはSNSにくだらないことでも投稿することにしようと考えている。そうすることで、健在であることを「友達」に知らせることにもなるのだろう。(k)