時間の使い方
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先日、お昼休憩中に編集部員と話していて、ふと思い立ったことがある。
独身時代と比べて、子どもを産んで育て働いていると、時間の概念が変わったよ、ということ。
独身時代は自分の中の時間というものはあってないようなものだった。
24時間どう使おうと自分の自由だったからかも知れない。
仕事も一度制作したものを一旦おいて、翌日朝に見て直したりと、ゆとりをもって使っている感じだった。
子どもを産んですぐに悟ったことがある。
産んですぐは三時間置きの授乳。子どもがようやく寝ているときにメールやSNSをみていると
すぐにフギャーと起きて、またお世話。
あれ?自分が寝る時間がないぞ?!と悟ったのだ。
何も考えずに過ごしていると全てが悪循環になる。
それからは、いかに時間を効率的に使うかを常に考えるようになった。
仕事に対しても時間の使い方が変わった。
〆切前の忙しい時期は1分1秒、すべてが貴重で、瞬発力が勝負!
もちろんそのためには自分の中のひきだしがないとだめなので、あらかじめの準備が必須。
イメージトレーニングもよくするようになった。
原稿が届いてから、この時間内で組み終えるぞというリミットも作るようになった。
忙しい日の、園のお迎えに間に合うかどうかの微妙なラインの時は1分1秒が大事で、
PCの時計表示をまるで時限爆弾をみているかのようにみつめる。。。
(1分でもお迎え過ぎると延長料金取られるため)
カチカチとせまるリミットに向けて、慎重かつ猛スピードで仕上げるため、
ものすごく頭を使うようになった。
まだまだ自分は時間の使い方が下手で、泣きそうになることもある。
特段、いまが良いとか、そういうことを言いたいわけではないが、
日々の時間を貴重に使おうと思うようにはなった。
もっと歳を重ねると、また時間の概念は変わり、時間の使い方も変わるのだろうか。。。
今度、親や祖母にも聞いてみたいと思う。(愛)