西東京子育て広場<とるがっぽ>
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今年からスタートした新連載「この街のオンマオリニサークル」(※オンマ=お母さん、オリニ=子ども)。
今月19日には、西東京の子育て広場<돌가보(とるがっぽ)>を取材しました。
開かれているのは“毎月第3木曜日11時~14時”。2008年1月に始まって以来、休むことなく運営されてきました。
また、家族全員で参加するピクニックなど、年に5回ほど日曜日のイベントも主催しています。
迎えてくれるのは、「西東京子育て支援ネットワーク」(女性同盟西東京本部)のスタッフたち。子育てをするオンマたちの相談役にもなってくれる、明るくてパワフルで、温かい先輩オンマたちです。
「とるがっぽ」の特徴は、訪れる人数に関係なく、決まった日に必ず運営していること。「この日に行けば誰かが必ず待っていてくれる」という安心感で、オンマたちが気軽に足を運べるんだとか。
中には、西東京に住むオンマ・オリニだけでなく、他の地域に引っ越した人や、里帰り出産で地元に帰ってきている人なども。また、ダブルの子どもを持つ日本人のオンマもいます。来るのに少しためらったけど、参加した別のオンマからの口コミがきっかけで行てみました!という人も少なくないそうです。
この日は、子どもたちが思う存分遊び回っている隣で、オモニたちが真剣おりがみ…! 同胞連鶴フォーラムの柳雪號先生をスペシャルゲストとしてお招きし、1枚の折り紙から複数の折り鶴を作っていく「連鶴」を教わりました。
始めは簡単なものからトライし、段々と難易度をあげていきましたが、オンマたちは次々に完成させていきます。柳先生もその集中力の高さに驚かれていました。
私も取材が落ち着いた後に折ってみました。単純な形のものでしたが、鶴を折る方向に苦戦し、何度も折りなおしてやっと完成しました(笑)。
連鶴にはさまざま形があり、大きさによって雰囲気もガラッと変わります。見ればみるほど綺麗で、同時に、とても奥が深いものだということを知りました。
お絵かきや歌、サンドイッチ作り、デコアートやクリスマスリース作り、夏のプールなど、毎回楽しい企画が準備されていますが、「とるがっぽ」のもう1つの楽しみは、昼食の時間。スタッフの心のこもった手作り料理を食べながら、話に花を咲かせます。
新年最初のメニューはトックッとキムパプ。子どもたちも美味しそうに食べていました。
その後はコーヒーとお菓子でほっと一息。オンマたちの話は尽きません。気付けば16時を超えていました!(笑)。
取材をしつつも、子どもたちの笑顔に癒やされ、オンマたちと一緒にリラックスできる温かな時間でした。
今後の各地での取材も楽しみです。(S)