今月から新しい学びをはじめます
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このブログやイオの誌面でも何度か紹介した「川崎市ふれあい館」で、なんだか興味深い取り組みが始まるようなのでお知らせします。
デジタル・ストリーテリング(DST)とは? チラシにも書いていますが、同学習会で登壇予定の小澤真人さんが代表を務める「DST研究所」のHPで、より具体的に書かれていたので引用します。
―DSTは、デジタル(ICT技術)とストーリー・テリング(物語を創って語るスキル)を融合させる新しいコミュニケーション技法です。 対話の場(ワークショップ)を通して、一人ひとりが自分の物語を作って語り、写真やビデオ、イラストなどを使って、短編ビデオ作品を完成させます。 映像制作と上映会を行なうことで個人の主体性と人々の絆を生み出し、参加型・問題解決型の市民社会を作ります。―
研究所のHP(http://www.learning-v.jp/dst/about.html)で、さまざまな人が実際につくった作品を見ることができます。
今回、川崎市ふれあい館では、在日コリアン高齢者の生活史を発信するツールとして、また少数者の生活課題を発信するツールとして、このDSTの手法を取り入れられないかと企画に至ったそうです。
2月23日(木)の第1回目は、DST入門編。作品のつくり方を学ぶことができます。回を重ねて少しずつ、在日コリアン高齢者などと一緒に語りの保存活動につなげていくのでしょう。
私もぜひ1回目の学習会に参加してみようと思います。ものごとの始まりの段階から携われる機会はそう多いことではないので、どのようなことが聞けるか、今後どのようなことができるのか、今から楽しみです。(理)