横浜市中央図書館で外国人学校の絵画展!
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今日はステキなイベントの告知を。
2月21日から3月20日まで、横浜市中央図書館1階の展示コーナーで「第4回外国人学校の子どもたちの絵画展」が開催されています。
横浜市は外国人学校発祥の地。1872年には日本初の国際学校となるサンモール・インターナショナルスクールが設立され、約120年の歴史を持つ中華学校も2校あります。
戦後は朝鮮学校が生まれ、2000年代に入っては、インド学校やトルコ系の国際学校など、さまざまな表情を持つ外国人学校が生まれています。
企画の目的は、外国人学校の子どもの絵を紹介することで、国際理解や多文化共生の意義を市民の間で広めること、そして、絵を描いた子どもたちや家族が図書館を訪れ、図書館に親しみを持ち、身近な施設として感じてほしい、とのことでした。外国籍を持つ住民へのサービス、という視点が新鮮でした。
中央図書館は県内で最大級の規模で、一日3000人が訪れるそうです。展示は、入口を入って右のコーナーにあるので、すぐに目がとまりました。
私の好きな本、心に残る物語、あったらいいなこんな図書館、絵本を読むお気に入りの場所-をテーマに描かれた絵が並びます。
色んな国の文化を紹介する本コーナーも作られていて、何冊かを手に取りました。義務教育すらない学校、黒板がなく青空学校で毎日の授業が進められている学校を知り、自分の頭の中にある「学校」が広がっていきました。
13時半からの「いろんな言葉で聞いてみよう!~絵本の読み聞かせ」にも参加。ホライゾンやサンモールの生徒さん、ネパールで先生をしていたという女性が日本語や英語、中国語で話を聞かせてくれました。
外国ルーツを持つ方3人が、2冊の絵本-「三びきのがらがらどん」「どろんこハリ―」を読んでくれたのですが、それぞれの国の言葉を聞きながら絵本を楽しみました。
犠牲擬態語の部分で読み手の表情が変わったり、声を聞いているだけで、その場の情景が浮かんだり…。言葉って不思議です。
本企画は外国人学校の子どもたちの絵画展実行委員会と同図書館の共催。4年前から毎年行われています。
桜木町駅から徒歩10分、すぐ近くには野毛山動物園もあります。週末の休日にぜひお出かけください。(瑛)