大阪モアパレード2017
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朝鮮学校裁判支援アクション「Moreパレード2017」が5月18日夕、大阪市内で行われた。
会場は、学校法人大阪朝鮮学園が大阪府と市を訴えた補助金裁判と国を相手取った無償化裁判の口頭弁論が行われてきた大阪地方裁判所からもほど近い中之島水上ステージ。学校関係者や児童・生徒たちの保護者、地域の同胞たち、そして日本人支援者らこの間、裁判に関わってきた人々約400人が一堂に会した。
モアには、英語のmoreと朝鮮語の모아(集める、集まる)という2つの意味がかけられている。「子どもたちの笑顔と明るい未来のためにみんなのちからをもっともっと(More)集めて(모아)あきらめずに最後まで闘いましょう!」(宣伝チラシより)
18時45分から集会が行われた。支援団体代表や朝鮮学校に通う児童・生徒たちの保護者、学校教員らが登壇し、それぞれの思いをマイクでアピールした。
その後、19時15分からパレード開始。中之島水上ステージから西梅田公園までの道のりを、横断幕やプラカードを掲げてスローガンを叫びながら約1時間にわたって歩いた。
沿道からパレードの隊列にカメラを向けながら、当事者、支援者らの変わらぬ熱い思いを再確認した。
2ヵ月後の7月28日には、2013年1月の提訴以来、4年以上にわたって続いてきた大阪無償化裁判の判決が言い渡される。(相)