手話教室が開かれます
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今日はお知らせを。6月18日(日)から、全11回の手話教室が東京朝鮮中高級学校(JR十条駅徒歩約10分)の多目的ホールで開かれます。
主催するのは、在日同胞福祉連絡会の「同胞障がい者音楽サークルTutti(トゥッティ)」。Tuttiは、在日同胞障がい者に対する福祉活動を10年以上行ってきた団体で、障がい者とその家族、朝鮮大学校の生徒ボランティアが中心になって運営されています。
活動の過程で同胞のろう者(聴覚に障がいがある人)と出会えたものの、ボランティアメンバーの中に「日本手話」ができる人が少なく、これまでさまざまな支障があったそうです。同胞ろう者をサポートするためには同胞健聴者の手話者育成が急務だと考え、Tuttiの新たな取り組みとして今回の手話教室開催に至りました。
在日同胞であれば誰でも受講が可能、受講料は1回(2時間)につき1000円。定員は15人です。ポスターの日程の部分には(12時15分開始)と書かれていますが、申込者の要望で第1回目は午前10時からに変更されるとのことです。
手話のことを朝鮮では손말(ソンマル、ソンは手、マルは言葉の意)といい、韓国では수어(スオ、手語という漢字語)といいます。特に朝鮮で使われている手話は日本手話との類似性が高いため、機会があれば朝鮮ろう者たちとの交流も広がるかもしれません。
日刊イオでもこれまで何度か手話のことを取り上げてきました。
●「手話講演会に参加して」(理)
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/4d16db82b7714d0b8d4dfa669dc0a87e
●「漫画『わが指のオーケストラ』、 是非読んでください」(S)
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/fb1b6cea18f4b4f8fcf1bba538c84448
興味を持たれた方は、いちど問合せしてみてはいかがでしょうか。
参加希望の場合は、名前、性別、年齢、住所、電話番号、メールアドレス、所属団体(学生の場合は学校、学年)を明記し、メールかFAXにてお送りください。質問のみの連絡も受けつけています。
※メール(tonpohukusi@yahoo.co.jp)、FAX(03-3221-5918)
申込は6月10日(土)までです。(理)