LINE恐怖症?
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1年ほど前のことになるが、LINE(ライン)恐怖症になったことがある。
こどもが通うクラスのオリジナルTシャツを作ろう!と盛り上がり、
そこでデザインやデータ作りをできる私に白羽の矢が立った。
初めてのことだけど、こどもも喜んでくれるし、まあいっか、
皆の意見をまとめてささっと作ればいいか、と安請け合いしたのだ(もちろん無料奉仕だけれど)。
役員さん2名と他デザインできるママさんでTシャツ制作委員会を作って、
LINEで意見交換をしながら進めた。
直接会って、face to faceで話し合えれば一番良かったのだが、
普段忙しく働いている同士なので、LINEでしか協議ができなかった。
だが、これが大間違いだった。
LINEという表情が読み取れない文字だけのコミュニケーションは、
かなりそっけなく、
または些細なことでも双方悪意に受け取られがちになる。
そういった積み重ねで、
一時はLINEアプリを開くのも嫌、
LINEが届いた音でもびくっとなるのが嫌で嫌で、通知オフにし、夜は電話さえも電源オフに。。。
でもそこはやはり大人なので、
顔を合わせた時には、色々と双方に詫び、
お互い認め合い、
出来上がりのものを一緒に喜んだりしながら、乗り越えた。
いまのこどもたちはLINEでコミュニケーションをとっているとよく聞くが、
大人でもこじれやすいツールを、社会適応力の未熟な子どもたちが使ったら、
より危険なんじゃないかと心底心配になった。
(必修課外授業で「LINEの上手な付き合い方」とかやってほしい位)
親やきょうだいなど気心しれた人とのLINEはとても楽しいが、
あまりよく知らない間柄でのLINEのコミュニケーションは慎重にしないと本当に怖いと思う。
LINEは便利だけれど、
コミュニケーションのツールとしては、サブ的に使う方が絶対に良い。
いまの子どもたちには、顔と顔を合わせたコミュニケーションを一番に大事にしてほしい。
そこから学ぶことのほうが、大いにあると思う。
まずは顔と顔を合わせて、そこからの人間関係がずっと大事だと思う。(愛)