絵本紹介「とんぼのうんどうかい」
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今日は絵本の紹介をしたいと思います。
かこさとしさんの「とんぼのうんどうかい」。
ご存じの方も多いかも知れませんが、私は最近この絵本を知りました。
こどもが通っている園では絵本を自由に借りられるコーナーがあるのですが、運動会の前々日、この絵本を偶然みつけ、借りることにしました。
その夜こどもに読み聞かせをしながら初めて読みました。
ストーリーはというと、
とんぼのうんどうかいが行われた帰り道、ぎゃんぐこうもりにつかまってしまったとんぼたちが、
うんどうかいの時のように一致団結してピンチを脱するというもの。
意外に愉快痛快な面白い展開に、読んでいるこちらもわくわくした気分になりました。
初版は1972年12月。
いまから45年も前に出版された絵本でした。
2008年7月の時点では81刷と奥付けにありました。
でも驚いたことに、かこさとしさんが書いたあとがきを読むと1956年の秋につくり、紙芝居としてみせたのが最初だということ。
いまから65年も前に作られたお話しなのに、いま読んでもすごく面白い!
絵本の奥深さと魅力をあらためて感じました。
世代を越えて愛される絵本、「とんぼのうんどうかい」。
私のお気に入りの絵本のひとつになりました。(愛)