連載「親子の時間」、最後は韓紙を使った工作!
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2016年の年間企画を立てたのがつい最近のようですが、すでに最後の12月号を準備しています。
今年もあっという間に終わりそうです。
今年進めている企画のひとつに、「親子の時間」という連載があります。
子どもも大人も一緒に楽しめる取り組みを誌面で紹介し、親子の大切な時間を楽しんでもらいたいという思いではじめた企画ですが、先日、最終回の取材を無事終えました。
最後は朝鮮半島に古くから伝わる「韓紙(ハンジ)」を使った工作を2回に渡り紹介します。
11月号では、韓紙を厚紙に貼って作るキーホルダー(写真上)。
他では見られない独特な雰囲気があり、色も鮮やかできれいです。
工程は簡単なのですが、出来栄えが予想以上で驚きました。
実際に作ってくれた子どもたちも自分の作品にとても満足したようで、大切に持ち帰っていました。
12月号では、韓紙を使ったフォトフレームです。
これも古風で品のある、韓紙の魅力たっぷりの作品。少し難易度が上がりますが、初級部低学年でも十分作れます。
クラスメイトとの写真や家族との写真など、それぞれの大切な写真を入れて完成させた子どもたち。「ハルモニにあげたい」「家に飾りない」といいながら思いを込めて作ってくれました。
この号を担当してくださった先生によると、「韓紙はそれ自体が完成された芸術作品なので、どのように組み合わせてもすてきな仕上がりになる」とのこと。
さまざまなな色や質の韓紙がありますが、確かにどれをどのように合わせても独特な雰囲気が出ます。
次々から次へのどんどん作りたくなる工作で、子どもだけでなく大人も夢中になってしまいそうです。
これまでたくさんの方の協力をいただきながら、民族打楽器やチョゴリに合う髪飾り、子どもの小さな手形などを使って作る雑貨、レゴブロック遊びなどを紹介してきました。
どうすれば子どもも楽しめるかなど、色々な工夫を凝らしてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
読者のみなさんにも、最後までこの企画を楽しく読んでいただけたら嬉しいです!(S)