朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会
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昨日10月25日、朝鮮学校が高校授業料無償化・就学支援金支給制度から除外されていることなど朝鮮学校に対する差別に抗議し、同制度の適用を求め、日本各地5ヵ所で争われている裁判での勝利を誓う趣旨で「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を!全国集会」が18時30分から東京・渋谷の代々木公園で行われた。
東京都内を中心に首都圏の朝鮮学校生徒や保護者、学校関係者、支援者らが集まった。
この手のイベントは取材する側として参加することが多いのだが、この日はいち参加者として会場に足を運んだ。
集会は、日中からの雨が夕方になっても止まず、時おり激しく降るというあいにくの空模様の中で始まった。
舞台の壇上では、東京朝鮮中高級学校の愼吉雄校長、東京朝高無償化裁判弁護団の李春煕弁護士、東京朝高の生徒、同校オモニ(母親)会会長、朝鮮大学校の学生、そして大阪、広島、福岡など裁判係争中の各地域の代表らが発言した。
憤り、悲しみ、喜び、希望―。さまざまな思いがつまったスピーチは、これまで運動の現場に立ち続けてきた当事者、支援者だからこそ紡げる、力強い、それでいてユーモアにもあふれた言葉だった。
そんなスピーチの数々が、デモに向かう私を奮い立たせてくれた。
渋谷のメインストリートを練り歩く。これまで何度も通ったこのデモコースをあと何回歩くことになるのか―。
雨上がりの渋谷の街はいつにもましてきらびやかだった。
この日の集会のもようは、取材を担当した編集部員が後日、詳細を本ブログにアップすると思う。もちろん、本誌12月号にも掲載される。
最後に、あらためて、このたびイオ編集部が出した『大阪で歴史的勝訴――高校無償化裁判 たたかいの記録vol.2』(発行:樹花舎、発売:星雲社 500円+税、A5版、80ページ)の宣伝を。
現在、裁判に対する関心の高まりも相まって、各地から注文が多く寄せられている。注文方法は以下のリンクを参照。どうぞよろしくお願いいたします。
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/10777d8a7da831d11ddf136ea0b3847c
(相)