子育てと絵を描くこと
広告
子どもを産んでから、絵を描くのが以前よりも楽しく好きになった。
出産前は仕事が忙しいというのを理由にして描かなくなっては、
次第に絵を描けるという自信もなくなってきて、
一切描かなくなった。
というか、描きたいものもなくなっていた。
でも、出産後、子どもが成長するにつれて、
日々のちょっとした寝顔や行動などを描きとめたくなり、
寝る合間の時間をぬって、絵を描くようになった。
自分が絵を描いていると子どもも描きたがる。
一緒にお絵かきしては、あーだこーだ言いつつも楽しんでいる。
子どもの絵からも成長を感じるのが楽しい。
絵を描けるというのは、時として子育てするうえでも武器になる。
子どもが通っている園の上履きにこどもの好きなキャラクターを描いたり、
登園拒否ぎみのとき、好きなキャラクターを連絡ノートに描いただけで、
やる気になって、元気よく園へ向かってくれる。
朝鮮大学校美術科時代、恩師に言われた言葉がある。
「30すぎて、いい大人になっても
絵をずっと描き続けなさい。」と。
30すぎて、ようやくまた初心にもどって、絵を描いているけれど、
今後も途切れることなく、楽しく、という気持ちを持ちながら、描き続けたいと思う。(愛)