イオ12月号が完成しました
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2017年の最終号となるイオ12月号が完成しました。
今月号の特集は、「発見、コチュジャン」。
料理に深い味わいを運んでくれる、赤い色が特徴の朝鮮の調味料・コチュジャンですが、本特集では、唐辛子と味噌を合わせたコチュジャンの歴史と味の魅力に迫ります。合わせて、手作りコチュジャンやコチュジャンを使った料理のレシピも紹介しています。サラダや肉料理、玉子焼き、丼ものなどコチュジャンの可能性を広げてくれるようなレシピとなっています。
そして特別企画は、「キレイを作る仕事人」です。
「キレイになりたい」と感じるのはどんな時でしょうか。祝いの席やお出かけの日、それとも、ふとした出会いをきっかけに、でしょうか。いつだって、そんな思いを形にし、後押ししてくれる仕事人たちがいます。本企画では、美容師やエステティシャン、ヘアメイク、ネイリストなど美容業界で働きながらさまざまな「キレイ」を作る同胞たちを紹介します。
このほかに、10月22日に東京都内で催された東京統一広場「ハナフェス東京2017」、25日に行われた「朝鮮学校の子どもたちに学ぶ権利を! 『高校無償化』裁判全国集会」など10月にあった各種イベントも取り上げています。
また、本誌に7年間にわたって連載されたエッセイをまとめた新著「国家への道順」(河出書房新社)を10月に発表した柳美里さんへのインタビューも掲載しています。
柳さんの新著については先日、本ブログhttp://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/592fff6f8fa31cb8612c9842f99683cbでも紹介しました。本誌での連載「ポドゥナムの里から」を加筆、修正して書籍化したものです。「国家への道順」というタイトルが秀逸かつ印象的ですが、インタビューはこの書名に込められた意味や雑誌連載中の裏話、現代の日本社会に対する著者の視点など本書を読むうえでの補助線となるような示唆に富む内容となっています。
今月号もご愛読ください。
2018年1月号も鋭意制作中です。こうご期待。(相)