カブトムシの「バイク」
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夏に我が家にきたカブトムシ。
こどもが名前までつけて飼っていたカブトムシ。
名前は「バイク」。
(最初はなんでバイクなんだ!?と違和感しかなかったが、
一度付いてしまうとそれ以外はしっくり来ないものです。)
そのカブトムシの「バイク」が遂に天に召された。
7月末に我が家にきて、
11月16日、
2017年イオ12月号の発行日に遂にピクリとも動かなくなった。
子どもははりきって世話をしていて、
カブトムシのバイクのお引越しの時は、必ず子どもが移動させていた。
(ダニが湧くのがいやで虫かごを2回新調したのだ)
虫が苦手な私も、気づけば餌やりや水の吹付など、世話をしていたし、
夜に羽ばたいていると、今日も元気でいいね!などと微笑ましい気持ちになったりもした。
かなり長生きした方だと思うのだが、
子どもはしきりに「しんじゃってかなしい」と言っては寂しそうな表情をしていた。
「バイク」とお別れするときは
「いっぱい生きてくれて、ありがとう」と手を合わせていた。
生命の重さ、というものを幼いながらに色々と感じたのだろう。
誰が促したでもなく、子どもからこういった言葉がでることに少し感動しながら、
虫を飼う、という意義を知った。(愛)