演劇特集の「イオ2月号」が完成!
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本日17日に260号目となる2月号が完成しました。
表紙には、「きむきがんの何がすごい?」と普段とは雰囲気が異なるタイトルを打たせていただきました。2月号の特集は「在日朝鮮人×舞台」、在日同胞演劇の世界を紹介しました。
観客の目の前で物語が演じられ、時に役者の汗や唾が飛んでくる。
表現者と観客が一体となってマダン(場)を作りだせるのが芝居の一番の魅力ですね。
在日同胞社会では、解放直後から多くの芝居が作られ、多くの問題が訴えられてきました。そして、多くの演劇人が生まれ、今も活躍している。
特集の始まりは、女性演劇人のきむ・きがんさん(劇団石)と金民樹さん(劇団タルオルム)の二人の対談。
他にも編集部員が魅了された味のある俳優人や1月28日に上演予定の、「埼玉やきとり物語」の舞台裏を取材しました。
特別企画は「朝高制服図鑑」。
朝鮮学校の制服のシンボルといえば、女子のチマチョゴリ、男子の「サンペン」マークですね。
衣服は民族や意識を象徴するものですが、朝鮮学校制服のシンボルは今も健在。女子の多くは、校内ではチマチョゴリ制服で過ごし、登下校時には第2制服のブレザーを着ています。男子の制服は1986年から徐々に学ランからブレザーに移行、ボタンやシャツに「サンペン」マークが利用されています。
2月号では、日本各地にある全10の朝高、その制服を一挙紹介しました。さわやかな朝高生の姿が印象的な誌面になっています。
他にもE-1サッカー選手権2017で、東アジアの頂点に立った朝鮮女子サッカーチームの活躍や、同胞法律・生活センターが発行した冊子「とんぽらいふ~在日同胞のための生活便利帳」の紹介…。
今年から始まった中村一成さん、フォトジャーナリストの林典子さんのエッセイは引き続き読み応えがあります。
「お助け!くらしの専門家」では韓国籍者の旅行について、「男子のお悩み相談室」では、「自信がない」という相談に小学校教師の岡崎勝さんが答えてくれました。
伝えたいことは他にもありますが、この辺にしておきます。笑
イオ2月号、ぜひお手にとってみてください。購読は以下のページから申し込みができます。
https://www.io-web.net/subscribe/(瑛)